2022.09.20.火 イチョウ並木の未来?
先日、東京に打合せに出かけた際
都市再開発で神宮外苑のイチョウ並木がなくなるとのことで
寄ってみました。
太いイチョウの木が並んでいます。
樹齢100年というイチョウは胴回りが2.5~3m。
子ども2人が手を回したぐらいかな。
平日であまり人は歩いていませんでした。
あの日は青空がいっぱい広がり太陽もランラン。
ちょっと暑い日だったのですが
イチョウが作る並木道のつながる日陰でとても涼しく歩けました。
年月をかけ大きく育ったイチョウが姿を消すのは寂しいけど
そしてもったいないけど
新しい景観を作る多くの知恵が集まり、きっと東京らしい姿に
なって行く、それを期待しましょう。
どこかにイチョウも活かされる。
イチョウの木は製材するとやわらかのあるしっとりとした木肌です。
やむなく伐採された木の使われ方、ここにもたくさんの知恵が必要ですね。
そして並木を通り抜けると
新国立競技場に繋がって行きます。
大井川の森の木がここのどこかに使われている。
どこだ?
もちろん見ても分かりません。
全国各地から森の木がやってきているのです。
日本の町や村づくりの今後は長ーく景観やインフラが
生き、機能させなければならない時代になりました。
ここから少しはなれたところにある明治神宮。
神宮を囲む森は200年300年を描いて明治時代に植林された人口の森です。
その多様性のある森づくりは今、高く評価されています。
大井川の森も未来を描きます。
100年はただの通過点。
余分な出費もなし、取り壊し再生も少なく
未来の子供たちに喜んでもらえる100年後を目指したいと思います。
2022/09/20/火 03:05 pm Category:育暮家コーチ杉のfoot-path