ikubouya
生活を慈しみ、愛情と手間をかけながら、
家が家族を育み、家族が家を育んでいく。
年を追うごと心地よさ、愛着が増していく。
そんな家と人との[育暮家」
育暮家 それは家づくり
育暮家 それは暮らし方
育暮家 私たちみんなが「育暮家」

大切なものを残してゆく
住まいをつくりたい

失ってから気がつく「大切なもの」。
このことを私たちは立ち止まって、しっかり考えたいと思います。
そうして、今なら間に合うこと、今の私たちにできることを
一つ一つ確認し、それを着実に「かたち」にしていきたいと思っています。

育暮家の家づくりの基本

  • 基本1

    お客さまと共有する
    5つの価値判断基準を大切に
    家づくりに取り組みます。

  • 基本2

    「7の育む」の実現で
    私らしい暮らしづくりを
    実現していきましょう。

  • 基本3

    小さな工務店だから
    住まい手さんと一緒に考え
    悩みながら前に歩いて行きます。

  • 基本4

    家づくりの最終目標へ
    私達が信じる優先順序に
    そって進めていきます。

基本 1

お客さまと共有する5つの価値判断基準を大切に
家づくりに取り組みます。

私たちは家づくりの仕事を始めて30年になります。
お客様の「大切にしたい」ことを確認しながら家づくりを進めてきました。
そして、どのお客様にも共通する「5つの言葉」に出会いました。
家族・健康・自然・笑顔・感謝
お客様が家づくりで目標としていることが伝わってきます。
この目標は家づくりと暮らしづくりで実現します。
この5つの言葉は私たちの設計や現場に於ける価値判断基準になっています。
設計や現場で迷うことがあればこのお客様と共有するキーワードで判断し行動します。

家族・健康・自然・笑顔・感謝
基本1
基本 1

「7の育む」の実践で私らしい暮らしづくりを
実現していきましょう。

私たちはふるさと大井川の森の木で家をつくります。
そして、太陽の熱や光、そして風を取り込むパッシブデザインの技術と
職人さんの手技を住まいづくりに活かします。
育暮家の家づくりは7つの「育む」をテーマにしています。
それぞれの「育む」が繋がって育暮家の家づくりは成り立っています。
本当の家づくりは「建ててからが始まり」です。
手をかけ時間をかけ私らしい家と住まいが出来上がっていく為の
お手伝いをおしみません。

私らしい暮らしづくり
感謝・笑顔・健康・手技・風土・地域・未来
基本 3

小さな工務店だから住まい手さんと一緒に考え
悩みながら前に歩いて行きます。

住まい手さんや地域にとって必要な存在であり続けるためには、これから、どうあるべきなのかみんなで議論します。
小さな工務店だから、出来ること、できないことがあります。
出来ないこともあきらめないで取り組みつづけ、私たちにしかできないことには力の限り磨きをかけます。
小さな工務店でも、街のこと、環境のこと、子どもたちの未来について、深く、真剣に考えるべきだと思います。
私たちは小さな工務店だから、「なんでもおまかせください」とは言えません。
でも、組織が大きいから、人が多いから、「なんでもやりますよ」の家づくりが、必ずしも正しいとも言えません。
ほんとうに良いことなのか、悪いことなのか。
その結論をきちんと出さないうちに、住まい手さんの求めに、無条件でうなずいてはいけないとも思います。
スピードを要求されたとしても、手間をかけるべきところを、効率的にすませてはいけないし、
慣れているからと私たちのやり方を、押し付けてはいけないと考えます。
考えないですむ道を、簡単に選んではいけないし、問題が出たら正直に話すことを大切にしていきます。

基本 4

多様な家の未来について考え描き、
家づくりに活かします。

日本人は平安の時代から「家は守るもの」とし最優先にすべきこととしてきました。代々住み継ぐ、これが守るべき基本にありました。
この基本としてきたことは、既に過去のものとなっています。それぞれが家族と 共に独立して家持ち、実家を継がなければならないという制約はありません。
また、家をつなぐことを押し付けられることもありません。
人口が減り続ける中で世帯数は増えています。
空き家が増えていく中で、新たらしい家が誕生していきます。
これは必然であり矛盾でもあります。
私たちは家の未来について、もっと考えなければならない時を迎えています。
実家のあり方、つなぎ方。そして手にした家の未来はどのようになるのか。
家の未来を考え、描く必要があります。
建物だけでなく土地も風景もそして家族の未来も。
私たちは一緒になって未来を描いていけることを願っています。