2024.03.07.木 家じまい。

2月29日集英社から発行された真新しい本が届きました。

送ってくださったのは著者の井形慶子さんです。

長崎市に住むご両親の高齢化に伴い、住まいの住み替えに踏み切る葛藤や

引っ越しの手続きや作業の様子、そしてご両親が移り住むまでの心の内などが書かれています。

 

育暮家では「実家」という言葉を大事にしています。

生まれた家が「実家」とすれば、

その家から離れ、別の場所(例えばマンション)に引っ越し

元の家が他人の手に渡れば「実家」を失うことになります。

また、「実家」は祖父母が住んでいるところとすれば

祖父母が亡くなれば実家は消滅します。

 

井形さんは「家じまい」は人生の総決算だと書いています。

そこにはいろんな意味合いが含まれ、それぞれの家じまいがあります。

人口減が進むいま、住む人を失う空き家が大きな社会課題になっています。

空き家は「家じまい」がうまくいかなかった結果なのでしょうか。

 

「家じまい」育暮家にとっては寂しく響くことばです。

 

 

著書は字も大きく、内容も身近に迫るものです。

あっという間に読み終えそうです。

そして、人生の後半の住まいづくりに重点をおく育暮家の家づくりには

たくさんの気づきがありそうです。

育暮家の「実家」への思いが一つステップUPしそうです。

 

東京に向かう新幹線から富士川越しに富士山が・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/03/07/木 04:00 am Category:育暮家コーチ杉のfoot-path