2021.01.11.月 静岡は太陽エネルギーをどの地域よりも活かして。
※ヤフーお天気情報からコピー
厳しい寒さが続く日本海側、それに対し晴れの日が続く静岡。
日本列島の地形がこの気候の差を生んでいます。
そんな静岡だけに太陽のエネルギーを積極的に利用していかなくてはなりません。
そこで我が家では太陽熱給湯を取り替えることにしました。
太陽熱給湯はかなり昔から使っているわが家の歴史があります。
最初は昭和50年代、お湯を屋根に貯めて直接温める方法でした。
それから平成5年ごろOMソーラーによる空気で温めてお湯をつくる方法に変えて
しばらく使っていましたが、故障してから約10年そのままでした。
2年前、息子家族が横に増築し2世帯に。
お湯の使う量も増えてきたので、やっぱりエネルギーをたくさん使う給湯は
太陽の恵みを生かすべきだと今回の3度目の太陽熱給湯設備の設置となりました。
やはり地元で実績を積む矢崎さんの製品を使うことにしました。
今度のシステムは屋根には集熱パネルのみでそこに不凍液を回して
温める方法です。
温められたお湯は300ℓのタンクに貯めて、そこから給湯器に配管でつなげて
使います。
本来は、1軒に1つのシステムなのですが、試しにと集熱パネルを4枚にし
貯湯タンクも1つ、ただ給湯機はそれぞれの棟に必要なので2つあり
タンクからは2つの給湯器へと設備してもらいました。
果たして、うまくいくか。
給湯器に高温のお湯が入ると機械的にも安全面でも不具合があるので
お湯を薄めるスカイブレンダーという装置が付きます。
せっかく熱くなったお湯を40℃近くに薄めるのでもったいない気がしますが
効率の為にも良いので納得ですね。
★わが家の給湯器 ペットボトルの左側にあるのがスカイブレンダー
★息子棟の給湯器 右側についたのがスカイブレンダー
この冬期外気温が5℃ぐらいで沸きあがり温度は35℃ぐらい。
春から秋は80℃には湧くようです。
ここから息子家族と自然エネルギーの給湯をシェアすることになります。
2050年に向けて脱炭素が大きな国の目標になりました。
地球温暖化対策もこの10年が勝負と言われています。
私たちがどう行動するかにかかっています。
自然エネルギーのシェア、
例え小さなエネルギーであってもうまくシェアすること。
太陽エネルギーはだれへだてることなく地上に降り注ぎます。
ただ、敷地、立地条件などでその恩恵がうまく活かせない家もあります。
そんな時、家族シェア、お近所シェアの発想がいいと思います。
太陽熱給湯については
育暮家hp内のこちらをご覧にいただけると分かりやすいです。
お正月までこんな感じだった我が家の裏のもみじの紅葉です。
いつの間にか静岡の中部はそんなもみじが気になる気候になっているんですね。
2021/01/11/月 12:22 pm Category:育暮家コーチ杉のfoot-path