2022.01.27.木 最古のエアコン?
静岡新聞2022.1.26の新聞に
伊豆田有希記者の取材記事で
静岡市で行われた「現役最古のエアコンを探せ」のキャンペーン
の様子が書かれていました。
1971年、昭和46年のエアコンがグランプリになったということです。
50年以上現役で使われたというのもすごいなと思います。
ご褒美にもらった新しいエアコンで4割減のエネルギーで快適になるとのことで
電気代も下がるし、これまた良かったなと思います。
このグラフを見れば家庭のエネルギー消費は
1971年当時から2倍に増えたことがわかります。
そういえば、その頃、うちではオガライトという製材から出たひき粉を固めた
燃料を使って風呂を沸かしていたな。
日本は脱炭素社会に向けて2030年には
CO2排出量を2013年度比46%以下を目標にしました。
静岡県はこの基準よりさらに0.6%上乗せした46.6%削減を目標としました。
上のグラフ見ると、家庭部門においては約66%の削減が必要です。
結構な目標ですね。
建物の断熱化や作りそして住まい方等の工夫。
かつ、
効率のいい設備を選択し買い替えて、うまく使う。
さらに、
再生可能エネルギーを使いながら目標に向かっていく。
この流れが動き出しています。
今回の静岡市のエアコンキャンペーンは気づきがいっぱいで
この流れをアピールするとてもイベントだと思いました。
これからさらにできるだけ使うエネルギーを減らしていくのですが
ただ、高齢化社会が進む中、健康にかかわる暖かさや涼しさ確保は
大事です。
そこにはエネルギーを使っていただきたいと思います。
その分はみんなで知恵を絞ってカバーしあい、
私たちは住まいづくりを通して頑張ります。
育暮家は様々な開発中のソフトを含め、学び使いながら
快適な暮らしとエネルギー削減をシミレーションしています。
2022/01/27/木 09:44 pm Category:育暮家コーチ杉のfoot-path