2018.02.06.火 事務スタッフによるパッシブデザイン ミニ勉強会報告2/6
今日のパッシブデザイン社内勉強会は、夏における建物の場所による熱効果について学びました。
パッシブデザイン社内勉強会は、スタッフが交代で講師を務めていきます。
今日は小板橋さんでした。
みんなにこのグラフのコピーを配ることから始めました。
出典は野池政宏さん著書、「パッシブデザイン講義」からです。
上のグラフは8月東京における、屋根面の日射量のグラフ、
屋根は方位に関係なく日射量が多いです。
下のグラフは外壁面における日射グラフです。
朝日や西日を受けると日射量は多くなりますが
屋根ほど多くないのが分かります。方位の影響も大きいです。
という事は
屋根面の遮熱対策は、壁面よりずっと効果的という事ですね。
冬の断熱効果も屋根面は大きいので、屋根の断熱性能を高めることは
壁より優先すべきといくことになります。
小板橋さんはそれを言いたかったようです。
予算がなくて効果的な断熱方法を提案するときは、
屋根や天井の断熱にこだわる!ことが大切
という事がわかりました。
言葉だけでは良く分からないことも、グラフや絵になると女性の私達にも分かりやすくなりますね。
雪がほとんど降らない静岡とはいえ、今、大雪のニュースを耳にしながら
夏の話も・・・と思いつつ、暖かい家と涼しい家を考えてみた勉強会でした。
北陸では大雪で苦労させています。
北陸には知り合いの工務店さんがたくさんいます.
皆さん、身体に気おつけてください。
2018/02/06/火 10:52 pm Category:スタッフダイアリー