2019.02.04.月 1985静岡 、「住まいと暮らしの省エネガイドブック」静岡版2019.2
長く続く晴天、静岡の冬は強烈な寒気がもたらす大雪に見舞われれることもなく
穏やかに暮らせる冬模様感謝しなければとつくづく感じます。
昨日、少量ながら久々の雨が降り、しばらく降らなかった雨の影響で乾燥しきっていた空気が
ほどよいお湿りとなりました。
これでインフルエンザの猛威も少し和らぐかもしれませんね。
さて、「住まいと暮らしの省エネガイドブック」静岡版の紹介シリーズです。今回はこのページ
寒さの峠ももう少しで越えるところですが
寒さが残るこの時期にわが家の寒さと省エネの関係を考えてみるのは来年に向けての
住まいの工夫に役立ちそうです。
人の暮らしは「衣・食・住」が支えですが
省エネも同じように「衣・食・住」が大きく関係してるなあって実感しています。
「住」は言うまでもなく省エネ対象で、「食」については食べるものや飲むものは
身体を温めたり冷やしたりするから、日本人は暮らしの中にうまく利用し
寒さ暑さを楽しみかえてきました。当時はもともとエネルギーは自給していたので
省エネとは言えなかった「食の知恵」は今日では十分省エネを助ける情報だと言えます。
そして「衣」は今も昔も寒さ暑さの調整役として省エネにはかかせません。
でも、暖房や冷房の設備が充実してくると、
うっかり「衣・食・住」がどこかに行ってしまうことがありそうです。
特に着衣については温度との関係が深いだけに
暖房や冷房習慣から冬でも薄着になったり、夏には冷房で厚着になったりで
省エネ効果や光熱費にマイナスな暮らしとなっていることが多いかもしれませんね。
1月24日こんなメールが届きました。
その中に 床近傍の室温が低い住宅では、様々な疾病・病状を有する人が有意に多い。
との知見が紹介されています。
となると床暖房がいいよねえ・・が増えていきそうですが
設備投資や住宅改修にはお金もかかるので慎重に考え、来年の冬までに何とかすることにして、
この冬は着衣の工夫で小さな省エネで何とか床近傍の室温対策としましょう。
するとやはり、滑りにくい厚手の靴下やズボンの下のインナーの工夫がメインとなるのでしょうか。
床周りの温度を上げることがいいならもっと暖房温度を上げよう・・は
部屋の温度むらを大きくし快適性も省エネ性も落ちてしまいます。
大事なのは確実に使うエネルギーを減らした上での快適ですね。
まだまだ途中なのですが『わが家の省エネ手帳』と題した
省エネ工夫のWEBサイトを立ち上げました。
スタッフみんなで中味を充実させていきます。ぜひご意見ご感想お聞かせ下さい。
先ほどの知見の中にも健康のためには冬の室温は20℃前後がいいとあります。
身体にやさしい温度を保ちながら省エネ工夫に知恵をしぼる。
1985静岡の基本です。
育暮家も理想の温度を求めながら着衣の工夫も忘れないようにしたいと思います。
事務所のスタッフをみるとやや厚着?
もうちょっと室温を上げてもいいのかも・・・・・
さて、来年向けて改善点が見つかったら、早めの計画を立てましょう。
住まいのリフォーム、設備の更新、衣類の工夫などなど
季節の終盤は安価で購入できるものもあるし、これから始まる
「次世代住宅ポイント制度」を利用するのもいいでですしね。
1985静岡からの立春のお便りでした。
ここからは1日づつ温かさが増していきます。恒例の
もうすぐ春ですねえ・・
2019/02/04/月 09:22 am Category:スタッフダイアリー