2018.06.28.木 事務スタッフによるパッシブデザイン ミニ勉強会報告6/26 冷房を考える

今日のパッシブデザイン社内勉強会は、おさらいを兼ねて冷房についてでした。

いよいよ暑さも厳しくなってきたこの季節の勉強です。

 

家庭での電気使用量のうち、冷房の割合は高く思われることが多いのですが、

実際の割合は本当に少なくて、約1割だそうです。

下の円グラフをご覧下さい。

ザックリの家庭で使うエネルギーの使用量なんです。

給湯や照明・家電による電気使用量の方がずっと多いんですね。

エネルギー使用量

冷房は暖房に比べて、1年を通した利用期間が短く、1日の中での使用時間も短めです。

自然の風を利用したり、日除けの工夫をしても追いつかない程暑い時には、無理に我慢して体調を

崩してしまってはいけないので 、エアコンを上手に利用したいですよね。

 

エアコンを購入する際は、機能が多くて冷房がよく効く物を選びたくなってしまいます。

でも断熱性能が高い家でしたら、低い機能でも十分に効いて、消費エネルギーも抑える事が出来ます。

また、良く店頭に表示されているAPFの数値を参考にするのも良さそうです。

APFとは「通年エネルギー消費効率」の事で、値が大きいほど省エネ性が高くなります。

長く使用する物ですので、ランニングコストを考えると、購入時少し高くても

効率の良い製品を選んだ方が良いですね。

そしてエアコンの設置場所も重要なポイントです。
冷たい空気は下へ向かって動きますので、吹抜けの様な場所で中間辺りに取り付けると、

下は冷えても上は暑い状態のままに なってしまいます。

取りつける場所によっては不快な風を受けることに・・

取付ける場所の状況に見合った、省エネ性能の良いエアコンを、適切な場所に取り付ける、

これが省エネと快適への近道という事ですね!

もう一つ、扇風機との併用をお勧めします。

体感温度を下げる気持ちいい風を作りましょう。

私達にエアコン工事を依頼される方が多くなっています。

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2018/06/28/木 08:41 pm Category:スタッフダイアリー