2018.07.04.水 事務スタッフによるパッシブデザイン ミニ勉強会報告6/19 エアコンドライ運転
先々週のパッシブデザインミニ勉強会では、相対湿度60%における温度による不満率を勉強しましたので
今週は相対湿度と空気温度の関係と不満率について、勉強しました。
不満者率が10%未満とされる快適な湿度は、
28℃の時に湿度20%未満
27℃の時は湿度50%未満
温度がたった1℃違うだけでも不満に感じる湿度はこんなに大きく変わるんですね。
では不満者率が50%前後の目安はというと・・・
31℃の時は湿度0%で48.8%の不満率
30℃の時は湿度50%で49.8%の不満率
29℃の時は湿度80%で46.0%の不満率
という事でした。
温度を下げて対流を増やすか、湿度を下げて発汗蒸散を増やすのか・・・。
ここで少しエアコンのドライ運転について調べてみました。
ドライ運転は温度を維持したままで湿度を下げようとします。
一旦空気を冷却して水蒸気を飛ばし、その水蒸気を飛ばした空気をそのまま室内に放り込むと
湿度と共に温度も下がるので、設定温度を維持するために冷やしたものを、
温度を維持するために、わざわざ温めなおしてから室内に送風している場合があるそうです。
ドライ機能・除湿機能を使っていると電気消費量が多くなっているという場合が有るんですね。
これからの暑い季節、エアコン等を利用の機会が増えてきます。
育暮家ハイホームスの事務所エリアでは、普段まずは自然の風を利用していますが、
このデータを参考にして、エアコンを使用する場合は、設定温度を約半分の人が不満に感じない温度に調整していき、
そこに扇風機等を利用してこの夏を乗り切ろうね!と話をしました。
2018/07/04/水 01:46 am Category:スタッフダイアリー