2016.10.08.土 事務スタッフによるパッシブデザイン ミニ勉強会報告 10/4

今日のパッシブデザインミニ勉強会も先週に引き続き、育暮家ハイホームスのパッシブデザインBOOKを使用して行いました。
今回の内容は、パッシブソーラーについてでした。
パッシブソーラー暖房には、3つの基本デザインがあります。
基本の1つめは、日射を取り入れる為の窓を大きく設ける事です。南面にいかに窓をたくさん設けるかが、パッシブソーラー暖房の基本設計技術になります。
2つめは、日射熱を蓄える事です。 建物に取り入れた熱をうまく蓄えて夕方以降にその熱を使う為で、設計上の特別な配慮が必要です。
3つめは断熱性の確保です。各部品から熱量が逃げる割合は、開口部が58%で最大、そして換気15%、外壁15%と続きます。ですから特に熱が逃げやすい窓の断熱性能が重要になります。
静岡県はパッシブソーラー暖房で、郊外型の立地なら日射を取り入れる窓の方位が真南より30度までずれても暖房エネルギーを最大で40%、都市型の立地なら約20%まで暖房エネルギーを削減できる、恵まれた地域だそうです。

 

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パッシブソーラー暖房が快適なのは、床が暖かいので、床に触れている主に足から体の熱が奪われないし、足元がスースーしないので心地良く、頭付近の温度も高くなりすぎないのでのぼせることもありません。
そして暖かい空気は上へと昇っていくので、床からの放射熱で壁や天井の温度が上がり、体感温度も上がります。
体感温度ってどうやって表示されるかご存知ですか?
私は今回初めて知ったのですが、室温が体感温度ではなくて、しっかりとした式があります。
体感温度=室温 + 床・壁・天井の表面温度 /2
このような式で計算されるそうです!
式を知ってしまうと、何だか試しに現在の体感温度、計算してみたくなりますね!

パッシブデザインについてはこちら

 

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ここで少しお知らせをさせてください。

10月15日の土曜日に「島田市暮らし・消費・環境」がプラザおおるり1階で行われます。

育暮家ハイホームスは、大井川の木で家をつくる会で過去10年以上参加をしていまして、今年も参加させていただきます。

実演・体験・展示他、お子さんも楽しんでいただける催し物がたくさん用意されています。みなさん是非いらしてください!

 

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また、10月15日(土)・16日(日)は、「むぱすDAY」と「現場de住まい教室 」を行います。

今回の「むぱすDAY」はリフォーム展示場むぱすの見学と、を住まいリフォーム、新築に使える補助金についての講座を行います。

展示場のむぱす見学だけでも、講座だけでも大丈夫です。

どうぞお気軽にいらしてください。

むぱすについてはこちら

 

「現場de住まい教室は、完成見学では見る事のできない、建築中の現場で行いますので、「安全と安心、そして省エネ仕様の違い」が見学ポイントです。

育暮家ハイホームスの事務所の近くにある大西町の現場で両日10:00~16:30の間に行いますので、どうぞお好きな時間にいらして下さい!

☆限られたスタッフでの対応なので十分な対応が出来ないかも知れません。でもでも、、精いっぱい頑張ります!

現場への案内図についてはお問い合わせください。054.636.6611 またはhihomes@tokai.or.jp にお願いします。

当日、育暮家むぱすに寄っていただきそこからおいでくださってもいいですよ。『むぱすへのアクセスはこちらから』

よろしくお願いします。

 

2016/10/08/土 10:09 am Category:スタッフダイアリー