2015.11.10.火 ~朝礼より~ 藤枝の工務店の事務員が伝えるパッシブデザイン
今日の朝礼のパッシブデザインミニ勉強会のテーマは、太陽熱給湯について
でした。
太陽エネルギーを有効に活用する方法は、太陽光発電ばかりではありません。
太陽のエネルギーを熱に代えて、お風呂やシャワーなどの給湯用に使えるよう
にする太陽熱温水器もあります。
“給湯” は家庭のエネルギー消費の3割を占めています。
太陽熱温水器でこの “給湯” のエネルギー消費を節約すれば、大きな省エネに
なります。
太陽熱温水器の良いところは、太陽のエネルギーを非常に効率よく熱エネル
ギーに変換して活用できることです。
太陽光発電システムの変換効率が10~20%弱程度に比べ、太陽熱温水器は
50~60%程度を熱エネルギーに代えて利用できるといわれています。
日射量が少なくなる冬場は夏に比べ気温が低くなるため集熱量は少なくなり
ますが、(機種や設置条件にもよりますが) 温暖な地域で日中が快晴であれば、
入浴できる位の温度になります。
設置場所は日当たりの良い南向きで傾斜角が20~30度位が一番効率が良いの
ですが、南面に日が当たらない、建物の意匠的な関係等で別の向きに設置する
場合は、効率は下がりますが、おふろの時間に近い夕方まで西日が使える
西向きも選択肢の一つになります。
温度が下がる前に早めの時間に利用するなど効率の良い使い方も省エネに
つながります。
~当社男性スタッフ宅での実践からのお話でした。主婦としてはランニング
コストを下げ、エコにもなり、とってもいいと思いました。
2015/11/10/火 05:00 pm Category:スタッフダイアリー