2015.10.24.土 静岡平和町の家 建て替えで 活かせる建具を大切に
従前の家の解体前、慣れ親しんだ家の建具についてお話がありました。
「新しい家のどこかに使えるかしら」
「使えますよ。建具職人さんが少なくなっているから、手づくりの建具は大事にしたいですね」
「この広縁の建具は桧で出来ています。ガラスを別の素材に入れ替えて使うのも楽しいですよ」
「グラデーションがかかったすりガラスをカットして使いたいわ」
「とにかく捨てずに残して保管しておきましょう」
そうして既存の建具がいくつも外され、その後解体作業が始まりました。
先日訪れた萩に東京から移築され保存されている伊藤博文の旧住まい。
そこには明治の職人が手がけた建具が納まっています。
100年年の年月をつないでいく建具、
平和町のお住まいでも建具の歴史をつなぐお手伝いが出来そうです。
2015/10/24/土 12:33 pm Category:スタッフダイアリー