2015.09.28.月 ~朝礼より~ 事務員が伝えるパッシブデザイン

前回の朝礼のパッシブデザインミニ勉強会のテーマは、

断熱と健康についてでした。

まずは夏と冬の熱の出入りについて。

断熱性能

表のように夏の冷房時の熱の流入は開口部からが7割程、

冬の暖房時の熱の流出は開口部から5割弱、というように

開口部からの熱の流出入が圧倒的に多いことがわかります。

開口部が大きければ冬の日射量が多くなりますが夏は家の

中が熱くなるので日射遮蔽が必要になります。

断熱には窓を強化することが効果的です。

 

家庭内での不慮の死亡事故は住宅内での温度差が激しい冬に

起こりやすいのですが、夏の暑さが原因で起こる家庭内事故

も多いのです。

住まいの健康リスク

熱中症は屋外ではなく屋内で発生している割合が多く、

そのうち65歳以上が7割を占めています。

住宅の断熱性能がしっかり行われていれば、外の熱気を

入れず冷房の効率を高めることができ、避けられる事故

と言えます。

 

 

 

2015/09/28/月 03:00 pm Category:スタッフダイアリー