2024.06.18.火 大井川の森に植林に出かけて

「山に触れ、木に触れることは当たり前ではなくありがたい事なんだ」

6月の始め、晴天の中、大井川の森に植林体験に行ってきました。

4月に予定していた恒例の植林体験ですが、今年は少し遅れてこの時期となりました。

9:00に落合製作所さに集合し、製材所見学です。

「丸太がこうなるんだ~」 「こうやって製材されて、私たちの住まいになるんですね!」

「山に触れ、木に触れることは当たり前ではなくありがたい事なんだ」

と、参加された皆様の声に育暮家のスタッフがうれしそう。

育暮家からは私を入れて4人の参加です。

30分ほど見学して、山に向かいました。

目的地は大井川流域、大井川鉄道の福与駅の近くから

沢沿いに林道を登っていった伐採後の山です。

植林現場までの道中、一昨年の台風の影響がまだ手つかずのままの場所もあり

迂回しながら現場に向かいました。

林業を取り巻く環境の厳しさを改めて目の当たりにし、森の管理や道づくりの困難さも伝わってきます。

道案内は落合製材さんです。子供たちにも無理がない場所を選びながら進みました。

車から降りて約20分、現場に着きました。

そこは、伐採され1年ほど経った人工林の場所です。

既に大半の植林は終えていて、私たち植林体験のためにと残してくれてありました。

 

子供たちの記憶にどのように残って行くのだろう。

森の再生には多様な形がありますが、ここは桧の人工林での取り組みです。

かなりの勾配がある環境下でしたが桧の苗をもってそれぞれ

目印のちいさな木杭の場所に穴を掘り植えていきます。

ご家族での参加もあって、わいわい。楽しそう。

小さな参加者も黙々と作業。

インターネット上でなく、現場の300mmの腐葉土に触れる。

「大きくなってここがどのようになっているのかなぁ」

「温暖化で土壌が熱せられるので、植物や微生物にとって厳しさを増しています。

 

約1時間、全部で100本余りの苗木を植えました。

 

今回も志太農林事務所の若いスタッフが2人同行してくださいました。

途中、「森の再生事業」で平成24年に植林した現場に立ち寄り

志太農林事務所の坂本さん鈴木さんから県の事業のレクチャーを受けました。

 

帰る途中では、数年前に植林体験した現場に寄りました。

果たして・・・

シカ対策のネットに守られながら、みんな元気に育っていました。

「よかった~」

 

岡部では大井川の森の木で育暮家の「私の小さな森の家・平屋」の建設が進んでいます。

完成したらどのように大井川の森の木が活かされているか是非ご覧いただきたいと思います。

見学会は8月下旬を予定しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お時間のあるとき、こちらの森の動画もご覧いただけたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/06/18/火 03:55 am Category:新社長の It's fineday