2024.02.08.木 日射を活かして小さなエネルギー暮らす住まいの実践を発表させていただきました。
2月初旬。藤枝では寒さを感じる日は少なく温暖な暖かい日が続きます。
温暖化は間違いなく進んでいると思います。
今年も1985アワードに挑戦
先月末に雪の降る名古屋にて開催された
Forward to 1985 energy lifeの主催による1985アワードに参加してきました。
私たちは省エネアドバイザー拠点として19985アクションを進めています。
1985アクションとは、家庭のエネルギー消費量を賢く減らして
現在の約半分(実際は2010年と比較)、ちょうど1985年当時のレベルにしようと
啓発したり、実践する活動です。
この活動は10年を超えています。
全国6社の発表
本年度のアワードでは発表者は全国から6社がエントリーしました。
西は広島、東は栃木の工務店方々がそれぞれの実践事例を30分間内に解説し、
参加者の皆さんからの厳しい評価を受けます。
名古屋の会場とオンライン参加の方で50名を超える参加者の方がありました。
テーマは「パッシブ&エネルギーデザイン」です。
私たちはリフォーム事例で太陽のエネルギー特に日射を活かした実践を実測データと共に
プレゼンしました。
タイトルは「プラン20」
20年後を描いた暮らしと住まいのプランです。
現場管理の合間をぬって技術メンバーと私の4名で、前の日まで
ばたばたしながらまとめました。
この冬を通してお客様の満足度はとても高く
自信をもって発表出来るのですが
ここのアワードはそれではNGです。
設計コンセプト、お客様の要望、予測と結果、そのエビデンスなどを
しっかりそろえる必要があります。
エネルギーの単位を間違えては最初からNGですね。
そんな中でも、育暮家らしさが私たちの大切にしているところですので
他の方とは、ちょっと論点などが変わって見えるかもしれません。
すまい手さんの暮らしに如何に寄り沿うことができたか。
また、これからもどう寄り添っていけるか。
ライフプランからリフォームもエネルギーも目先のことだけではなく
長期的な視点で計画を立て、予算や暮らしに合わせて段階的に進めるメリットは大きいです。
小さな工務店だからの取り組みを話させていただきました。
ちょっと力が入りすぎたかも・・・
そんなこんなで皆さんの評価は分かれたかと思います。
なにより自分たちの成長の場
でも、このようなチャレンジは恐れず恥ずかしがらず、自分たちの持てるレベルでチャレンジ。
そして、なにより自分たちの成長の場として、とてもいい機会となります。
もったいないリフォーム
発表の中で育暮家が呼びかけています「もったいないリフォームをなくそう」
についても少しお話させていただきました。
既存住宅を活かす取り組みを、あらゆる事業者が強化しています。
その現場を引きつぐことも多くなりました。
そこで感じたことが「リフォームが二度手間」になって、その結果
満足度に課題を感じていることです。
3月末には動画にまとめてご紹介します。
是非ご覧いただき、ご意見ご感想をお寄せ願います。
やはり行き就くところは住まいと暮らしとエネルギーのPDCAです。
設計通りにピタッと暮らしが収まるとはいきません。
暮らしながら微調整の繰り返し、年をとれば身体も心も変化します。
それだけにP、D、C、Aをキーワードに寄り添いながら改善を
お手伝いさせていただきたいと思っています。
あの日は、大雪。新幹線も大きく乱れ帰宅難民になるところでした。
みなさん急いで帰られました。
今度、お会いしたらたくさん情報交換させていただきます。
ありがとうございました。
2024/02/08/木 09:05 pm Category:新社長の It's fineday