島田市役所新庁舎に大井川の森の木が天井ルーバーとして使わています。 | 静岡、藤枝、焼津、島田、掛川の注文住宅

島田市役所新庁舎が間もなく完成します。

9月24日が竣工式で14時から一般の方が見学できるようです。

建物は4階建てで球面すべり支承44台とU型鋼製ダンパー10台を組み合わせた

免振構造になっているようです。

設計の概要は下のＵＲＬから見れます。

概要に「建物の中央に設けた吹き抜けから、地域特有の⾵を利⽤した⾃然通⾵と⾃然
採光により省エネルギーを推進」とありますが、外部のガラス面が多くて

日射取得と日射遮蔽のバランスや冷暖房の効率がどうなのかちょっと気になります。

消費エネルギーやランニングコストも書かれていると時代にあった建物として

アピールできていいと思います。

概要にイメージパースがあります。

このパースの薄茶色の部分は実は、木のルーバーです。

国立競技場もそうですが木の見せ方が板状に張るのではなく

すき間を開けたルーバー状に仕上げることが多くなっているように思います。

たくさんの地元の木材を使ってくれているようですが

概要説明にはその記載がなくて残念です。

イメージ動画もユーチューブに上がっています。

島田市の大きな建物のインフラ整備は市民病院、市役所と終わり

いよいよ少子高齢化、温暖化対策(気候危機)、高度テクノロジーなどと合わせ

住民の生活環境整備の課題に向かって行くのでしょうか。

地元大井川の森の木を使った家づくりを進めていく

育暮家にも勇気を与えてくれる建物であってほしいなぁと願っています。

開庁式は10月10日のようです。

大井川の森の木の空間を見に行ってみようと思います。

猛暑の中、職人さんたちが追い込みに忙しそうでした。

完成までよろしくお願いします。

2023/08/14/月 04:14 pm Category：NEWS