2022.03.17.木 カゴメのカレールーのパッケージについているものを発見しました。

こんにちは育暮家はいほーむす新人スタッフです。

突然ですが、FSC認証というものをご存じでしょうか。

FSC認証がどういうものかというと、木材を生み出す森と、

その森から生まれた木材をつかって製品をつくる過程を認証する制度をつくっている国際的な機関のことです。

ちょっと難しいのですが、ここで重要になるのが、もの自体に認証がつくわけでなく、

そのものをつくる過程に認証がつくという点です。

自分もコーチとの勉強会(sugischool)のなかで初めて知りました。

このことから、木そのものを判断して認証をもらうのではなく、生育される場所に認証が与えられているということです。

実際、認められた場所以外で生育された木々は、FSC認証を受けたくても、

受けられないそうです。(生育場所自体の日射取得などの条件から)

コーチとの勉強会(sugischool) で、じゃあこのマークはどういったものについているのだろうと話題になり、

このFSC認証がついている商品を見つける。疑問解決という名の宿題が始まりました。

そして、ついていそうなものを探していく中で気づいたことが幾つかありました。

まず、ノートや紙などについているものがごくわずかだという点です。

FSC認証がついているものは紙というより、資料についていました。

ちなみに自分はFSC認証がついたノートや紙は一つも見つけられませんでした。これには驚きました。

そしてこれに関連して二つ目ですが、意外にも商品のパッケージや外装にFSC認証がついているものが多いということです。

自分はカゴメのカレールーのパッケージについているものを発見しました。

ほかにも野菜ジュースのパッケージ等さまざまなものにFSC認証のマークはついていました。

こういったことから環境維持を意識する会社はかなり多いのだな、と感心しました。

それと同時にパッケージ等の再生紙になぜ認証がつくのだろうと疑問があり、

より詳しく調べてみました。

すると、FSC認証のマークには三種類あり、再生紙を使用したものが認証された際のマークはミックスと書かれるそうです。

確かに、パッケージのマークにはミックスと書かれていました。

まだ、このミックスのマークと、リサイクルと書かれたマークしか発見できていないので、

あともう一種類の運搬、加工、製品化、すべてが認められたものにつく、

100%と書かれたマークも見つけたいです。

 

また、FSC認証マークがついている製品は、SDGsに貢献していることや、

人権に配慮した製品であることを証明するマークでもあります。

物によっては劣悪な環境で作られている製品もあります。

そういったところも含めて評価を受けている製品だということが分かるマークなので、

積極的にこのマークのついている商品や企業の製品を選びたいと思いました。

 

FSC認証を取得するために活動中とCMしている企業も見かけたこともあるので、

製品を選ぶときにFSC認証の有無を確認して買う習慣がつく日も近いのかもしれません。

2022/03/17/木 07:47 pm Category:スタッフダイアリー