2018.02.21.水 事務スタッフによるパッシブデザイン ミニ勉強会報告2/13
毎週社内PDCA会議の中で行っているパッシブデザイン勉強会、
今回はエアコンと床暖房使用時の室内温度分布の違いについてでした。
下の図は外気温2±1.5℃の時、外と隣室に接している8畳の部屋で、
エアコンと床暖房、それぞれ22度に設定時の暖房時の上下温度分布を示しています。
※ 自立循環型設計ガイドBOOKを参考に書いてみました。
断熱性能が悪い建物でエアコンを使用すると、暖かい空気が天井付近に上昇し、
窓面を下降する冷気や隣接する非暖房空間から侵入する冷気が床付近に流れ込む為、
室内の上下温度差が大きくなりがちです。
特に床からの高さ60cm以下の温度に差が大きく出ていますのでこたつや
ホットカーペットが欲しくなりますね。
断熱性能が低い場合は断熱性を高め、カーテンを床まで届くようにして
低温気流の不快感を防いだり、エアコンの吹き出し口をなるべく下方にする等の
配慮によって上下温度差を緩和できます。
一方、床暖房は上下温度差がほとんどなく、床表面付近でも暖かくなります。
高さや場所の温度差を考えながら暖房していくと良いですね。
最近のエアコンは省エネも進みとってもお利口になりました。
でもでも、エアコンってあの吹き出し温風や冷風とっても不快ではありませんか。
肌が乾燥するし、直接あたっている部分は温度差が激しい。
家の性能が上がるとエアコン一つでOKとなりますが、快適度には課題が残ります。
やはり、いちばんいいのは床暖房ということなりますか?
日本は湿気の多い夏を過ごすため、その対応と乾燥した冬の暖房と
両極の気候の中で快適をもとめていくので、頭をひねらなければならないのですね。
「夏を旨とすべし」かつての日本の家の潔さ、もみならうべきなのかもです。
ちなみにドイツ、フランスあたりのヨーロッパは夏の気温はそこそこでも湿度が低いようです。
だから、暖房中心に考えればいいのでしょうからシンプルですね。
ちなみに、育暮家の事務スペースは床暖房です。
2018/02/21/水 05:53 pm Category:スタッフダイアリー