2017.02.08.水 事務スタッフによるパッシブデザイン ミニ勉強会報告 2/7
今日のパッシブデザインミニ勉強会は、社長が参加したリフォーム団体JERCO研修会の中で、窓についての報告でした。研修会は名古屋駅前にあるTDYのショールームで行われました。
寒さ対策には窓の検討・・・育暮家ハイホームスでも力を注いでいるところです。
まずはペアガラスから・・窓ガラスも1枚ガラスから2枚や3枚のガラスを組み合わせる複層ガラスが当たり前になっていますよね。其の複層ガラスもさらに性能や用途別使用に向けて技術革新が続いて知識が不足していると使い方を過まってしまいます。
例えばLow-Eガラス・・・複層(ペア)ガラスの内面に金属の銀の幕をコーティングして、断熱、遮熱効果を高めるガラスですが、じゃあ、それをどう使い分けるか。断熱ガラスは中から熱が外に逃げないようにするガラス。遮熱ガラスは外から熱が進入しにくくするガラス。銀の幕を内側にしたり外側にしたりで変わります。※最近では両方に幕を施してどちらの効果も高めるものもあるようですが。
断熱ガラスは内側からの熱放射をとめるので暖房効果が高いものです。
それに対して遮熱ガラスは外からの熱侵入をとめるので夏向きですね。お年寄りは特に、温度上昇感知が衰えてきているので、窓を閉めたままで気づいた時には熱中症になることが多いようですが、遮熱ガラスは室内の温度上昇を防いでくれるので熱中症対策になるとのこと。
ですが、一方、冬にはあたたかな日射も遮りますので日当たりのいい家には向かないですね。使うところは、強い朝日や西日対策の為には有効そうでここですね。
話は、熱中症に向かっていきました。 人は体温より高い温度の中にいると、体温より高くなり熱中症を引き起こします。 こんなデータが紹介されています。寒いお風呂に入っている方は高温の浴槽に長く入っている傾向があるというのです。
確かに、断熱の良くないお風呂場は熱いお湯を入れたくなるし、一旦入ると外に出るのが寒くてなかなか浴槽から出られません。分かる気がします。体温をあげると免疫力が上がるそうですが行き過ぎると熱中症になってしまう。お風呂での熱中症についてはNHKでも放送されていたようですが怖いですね。
それに対し、断熱性の高い高い浴室なら浴槽のお湯の温度が低めでも満足するし、お湯につかる時間は短いとのデータ。これもなんとなく分かりますよね。じゃあ、最近採用する方が多くなっている浴室乾燥暖房機を使うことどうかしら?。答えはgood。自動保温で高めのお湯をkeepするよりエコみたいです。ここは育暮家ハイホームスでしっかり検証したいです。
ショールームにはこんな体験施設があるようですよ。社長が体験してなかなか説得力があると言ってました。従来のアルミサッシの部屋と樹脂サッシの部屋とを比較体感できる部屋なのですが、下のような室温比較が表示されています。
注目は窓際の床付近の温度です。5度も違いますね。樹脂サッシすごい・・です。でもまだまだ値段のこともあり北海道以外の普及は遅れているようです。
ちなみに、日本は外国と比べると樹脂サッシの使用率が全体の約10%と少ない状況です。今後はさらに快適、健康、省エネが求められますのできっと樹脂サッシは増えていくと思われます。
下のイラストを見ると韓国すごい。
結露についても目からうろこの話しがいっぱいありました。これは次回に。
まとめです。窓と言っても枠やガラスに色々な種類や役割があるので上手に取り入れていく必要があるんですね!YKKさん、情報ありがとうございます。
おまけ
社長が研修時の出張のお土産にブルーノ・ルデルフ(Bruno Le Derf)のチョコレートを買ってきて下さいました。とてもおいしくて人気のあるチョコレートです。女性がたくさんの中頑張っての購入時に、サインをしてもらってきたそうです!
“食べるのがもったいな~い”って言いながら、みんなでおいしくいただきました。
6日朝の出勤時に、西空へ大きな虹がかかっていました。
気づいてご覧になった方もたくさんいらっしゃるかもしれませんね。
私はこんな大きな虹を見たのは本当に久しぶりです。
何か良い事ことあると良いな!
2017/02/08/水 11:11 pm Category:スタッフダイアリー