2017.01.13.金 事務スタッフによるパッシブデザイン ミニ勉強会報告 初春1回目1/11

年が明けて早速、パッシブデザインミニ勉強会です。

今日のパッシブデザインミニ勉強会は、育暮家ハイホームスのパッシブデザインBOOKの続きを行いました。
先週(年末)は平面的な風の通りについてでしたが、今回は「立体的に風を通す」についてでした。

 

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こちらは育暮家ハイホームスのパッシブデザインBOOKからの引用です。

室内の部屋から部屋等への平面的な風の通りに加えて風を立体的(上下)に通す為には、階段や吹抜け、特に2Fの高い所に設けた窓が効果的です。立体的な風の流れを踏まえて窓や建具を考えると良いそうです。

そこで私たちの事務所や横の展示場でどこに実践されているか各々の発表を行いました。

まずは自分の頭の上について指摘した人。「育暮家ハイホームスの事務所でも、高い場所の窓を利用して、風を通しています。」春から秋はあけっぱなしです。

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室外の風を取り込む手段としては、ウィンドキャッチャーを利用する方法があります。
ウィンドキャッチャーは、縦滑りサッシや板などで、建物に沿って流れる風をついたてにぶつけて風の向きを変え、建物の中へ風を取り込むことが出来ます。
打ち合わせコーナーの窓について説明した人。「暮家のむぱすにもウィンドキャッチャーがついています。」 こんな感じです。縦滑りサッシを利用したり・・・

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ウィンドキャッチャーは、狭い所につけるとより効果的とのことです。風のスピードが上がっているからです。上の写真はOMソーラーを北側の寒い部屋だけに絞って導入して実験中の部屋の窓の外側です。このようなオリジナルウインドキャッチャーがついています

また、庭に植物を植えて、外から入ってくる風の温度を抑えたり、フェンスを風が抜けるものにするという工夫も良いですね!

 

むぱすの日本四季を伝える “なごみの庭” にかわいしい、さざんかが咲きました。

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とてもめずらしい種類で、「夢」という種類だそうです。

まだまだ小さい木ですがこんなに綺麗に花をつけて、これから素晴らしい夢を導いてくれる気がします!

2017年はきっと夢と希望のいい年になります。!!

 

 

2017/01/13/金 03:06 am Category:スタッフダイアリー