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2018.08.31.金
小さなエネルギーで豊かに暮らすためのアプリ「入門編」
アイフォンアプリ と アンドロイド対応の アプリ
小さなエネルギーで心地よく暮らす為の『わが家の省エネ手帳』
発展すること、豊かになることは拡大することと思われていた時代から、必要かどうか、未来にリスクを残さないかを考え、シンプルやコンパクトをキーワードに行動する、それが真の豊かさへの近道とする時代となりました。住まいに於いても小さなエネルギーで暮らすライフスタイルが見直されています。
地球温暖化対策「パリ協定」批准参加では少し出遅れましたが日本の底力はここからです。がんばりましょう。
環境省のHPに上のようなCO2削減目標草案があります。目立って増えているのが家庭部門と業務その他部門です。気になったのが右側の欄です。
2013年と2005年の排出量が表されていますが、家庭もがんばってきたように思ってましたが、8年間で11%増やしてしまったということでしょうか。
やはり家庭の省エネを確実に進めなければならないということだと思いました。
2030年に達成する削減目標は家庭部門で2013年度比、約マイナス40%になっています。この数字から実感は湧きませんが「パリ協定」で次の14年間をどのような住まいや暮らしにしていくか考える機会を与えてもらったのは事実です。結論は一人ひとりまた家庭ごともう少し省エネ努力(暮らし方や住まいの改善)をすすめていこうということになりますね。
育暮家では住まいとエネルギーについて様々な取り組みを行ってきました。その一つにforward to 1985 energy life という活動があります。それは3.11をきっかけに、住まいの“つくり手“と”住まい手“が一緒になって家庭部門でのエネルギー消費量を1985年レベル(いまの半分)にしようとするアクションです。
解りやすいです。目指すのは我慢の省エネではなくて賢く楽しく快適な住まい作りです。
このアプリは、その目標に向かうご家族を少しでもサポート出来たらと思い作成しました。住まいのリフォーム時に工務店や設計者に提示する住まいの資料としてまた、日ごろの我が家の省エネ度の観察、家を建てたりリフォームした後の消費エネルギーのチェックフォローなどにはとても有効かと思います。是非、ご利用いただきお役立ていただければ幸いです。そして、ご意見、ご感想をお聞かせください。より良いアプリへ、そして快適かつ省エネで心地よい暮らしのサポートを進めて参ります。
このアプリの作成にあたり野池政宏様ほか多くの方にご指導ご協力いただき心から感謝申し上げます。
■ どんなことが出来るのでしょうか?
①ご自分の家庭で消費しているエネルギーがどれくらいかを知り、同じエリアの平均的家庭との比較が出来ます。(最大過去3年分の電気やガスの使用量を入力できます)
②平均よりオーバーしていたら、まずは平均を目指すことを目標に暮らし方や住まいの性能を見直します。そして月々使用量を入力し経過観察します。
③わが家なりの数値目標を設定し目標に向います。家族みんなが参加して目標決めるといいですね
④平均家庭のエネルギー消費まできたら、ここから「1985家族」目指します。※1985家族とは平均家庭の半分のエネルギーでの暮らし実現しているご家族です。 ●環境省の目標は2013年度比マイナス40%でほぼ同じです。
⑤省エネ改善結果をグラフなどでフォローできます。
⑥1985家族になれたら、1985公式サイトから1985アクションナビに登録して全国の1985家族と交流しましょう。
■ データ保存はスマートフォン1台に我が家1軒分のみです。自分や他人のデータをクラウド上に保存する機能はありません。それは省エネは個人個人、家庭ごと小さな積み重ねが結果をもたすものとし、まずはパーソナルが省エネの基本だと考えているからです。『こっそり省エネ』でもその一つ一つのつながりが大きな省エネになりますものね。
■ 本データのエネルギー消費量は、総務省統計局の家計調査より、毎月の光熱費支出を元に算定したものです。2006年から2010年までの5年間の平均値をとっています。
※アイフォンiOS iPhone 上のApp Store をタッチして検索に「省エネ手帳」と入力すると
このアプリが表示されますので「入手」を押してインストールしてください。
※アンドロイド版は Google Play のリンクからインストールされるようお願い致します。
※どちらも無料です。
解らないことがありましたら育暮家にお問いあわせください。よろしくお願いいたします。 社員一同
1985公式サイトにはこちらのバナーをクリックください・
お知らせ・・・1985アプリ応用編もリリースされました。
データ保存機能がつきました。お友達の家の消費エネルギーのようすも検証してあげられます。