2024.07.16.火 蛍光灯がない時代に仕事を始めた電気やさん
安全第一でメンテナンスなどをフォローされています。
藤枝市の三和電業さん。
16歳から電気工として修業し、今の会社を始めたのは昭和30年代。
まだその頃は蛍光灯が普及していなかった時代です。
電線は動線をゴムでカバーし、その上を布で巻いて絶縁されていたそうです。
この線は古民家現場では見かけます。
電球は中部電力が支給し、「切れれば交換所があってそこで電球を交換してもらっていたよ」とのこと。
始めた会社は息子さんが引継ぎ社長となっています。
それでは隠居するよ、とは簡単に済まされない人手不足の時代です。
現場好きな先代は、安全第一でメンテナンスなどをフォローされています。
みんな助かっています。
腰には使い込んだペンチやドライバー。
今では蛍光灯時代も終わり,LED時代です。
一家に白熱灯一灯60Wh/家の時代からLFDで120Wh/3部屋のような時代に移った今も
電気工事の基本は変わっていません。
「身体が動く限り、お役に立てれば現場に行きますよ」と元気に話されます。
ℤ世代の若い電気職人さんと一緒に仕事はできないかもしれないけれど、
積み込んだ現場の経験からの若い電気職人さんへのアドバイスはまだまだ頼れる存在です。
そう言えば、昭和100年まであと2年です。
働くことが生きがい。
人生100年時代の働き方の答えはないと思います。
心と体が健康であれば、みんなそれぞれの100年ですね。
そう言えば、昭和100年まであと2年です。
2024/07/16/火 01:25 pm Category:育暮家コーチ杉のfoot-path