2015.08.27.木 ~朝礼より~ 事務員が伝えるパッシブデザイン
今週の朝礼のパッシブデザインミニ勉強会のテーマは、結露についてでした。
育暮家はいほーむすのHPでコラムを執筆してくださっている 住まいと環境社 野池政弘さん開発監修の温熱・省エネ統合計算プログラム“Energy ZOO”。機能の中に結露判定プログラムがあります。
どのような仕様にすれば結露リスクが小さくなるかの変化も分かりやすくビジュアルで示され、内部結露判定では結露しやすい断面部位もわかります。
下のグラフで中と外と同じ温度なら結露しないことがわかります。
古民家など昔ながらの日本の木造住宅は通気がよく結露が発生しにくい工法でした。
夏、冷房時に壁内で起こる逆転結露。結露は温かく湿った空気が冷たいものに触れると発生します。
同じ気温であっても湿度が高いと暑く感じ、風が強いと 涼しく感じられます。風速が 1m/s増加するごとに体感温度はは1℃低くなるといわれています。
エアコンの設定温度を下げすぎると内外に温度差ができ結露が起こりやすくなるので、設定温度を下げる前にエアコンの風量を強くしたり、扇風機をを同時に使って体感温度を下げると効果的です。
2015/08/27/木 11:00 am Category:スタッフダイアリー