2019.03.26.火 エネルギー自給住宅仕様の「私の小さな森の家」がスタートしました。
母屋の解体を済ませ地盤調査を行い、表層部の地盤が予想を反し軟弱であったため
地盤補強からのスタートとなりました。
解体した母屋は入母屋造りの伝統古民家でしたが
骨組みは不安定な構造でしした。
解体中の写真ですが、屋根はトラス組の洋小屋が見れます。
柱の接合、梁の配置と接合などあいまいな部分が多く、補強にも費用が掛かりすぎる
事、屋根瓦の劣化、断熱不備もあって解体をお勧めすることになりました。
でも、そのこともありますが
なんといってもこれからのライフスタイルに合わなくなった住まいを
如何にこれからの暮らしと住まいとして何が必要かを考え
共有することが、大きなポイントでした。
その結果が解体建て替えという選択になったのです。
そして育暮家の小さな家シリーズAタイプの「小さな家」に建て替えることになりました。
もちろん再利用するものはリユースしていきます。
表層地盤改良工事が進んでいます。
大井川の森の木が100%近く使われる家になり、
太陽光発電や太陽熱給湯の自然な恵みを活かした
長期優良住宅のエネルギーを自給する「私の小さな森の家」です。
私たちの期待も膨らみます。
建前は来月の予定です。
2019/03/26/火 10:00 am Category:設計・現場レポート