2017.06.22.木 2階にトイレを増やす・・それはプレハブ住宅でした。
木の家を建てている私たちも住まいのリフォームは大切にしています。
それは家はメンテナンスやリフォームを繰り返しながら長く愛され使われて言ってほしいと願っているからなのですが
今回はプレハブ住宅の住みやすさ改善でした。
長く不便を感じながら使っていた場所を思い切ってあたたく快適にしたいとのご希望でした。
工事はお風呂の工事と一緒に、2階にトイレの増設工事もありました。
2階のトイレはやや厄介です。それは配管の問題と音対策です。
ここでは2階トイレ増設と1階のお風呂の位置が揃って同時リフォーム。
「同時」ここがポイントでした。
元は収納だったところを解体するところから始まり、
奥の床を取払うと、こんな感じです。
鉄骨系のプレハブですので骨組みの鉄骨が見えます。
下には旧浴室廻りの解体後の旧断熱も見えます。
新しくトイレが増設されるのは、お風呂の真上です。
ここが配管ポイント。
トイレの床から、ユニットバスの天井裏のスペースを利用して
トイレの給水と排水の配管をします。
天井裏がしっかり見えて確実な配管が出来ました。
断熱は既存の断熱がしっかりしていたため予算にも配慮しこのような付加断熱を行いました。
プレハブは木造のようにはならないイレギュラーが多いので経験とアイデアと技術が必要だと思います。
立ち下がり配管は今後のためにも、ユニットバスの上のスペースを利用し外に出しました。
内装も一新して
収納からトイレへと生まれ変わりました。
新しい扉と壁は、既存の壁の色に合わせて自然な仕上がりに。
木の家の工務店が鉄骨系プレハブのリフォームを行う。
住まいの構造や素材は高度成長期を経て一気に多様化しました。
多様な住まいをメンテナンスしてく時代。
わが家はどのような住まいなのか?リフォーム、リノベーションは誰に、どこに頼んだらいいのか?
築年数を重ねる家の課題の一つになっています。
まずは梅雨本番がやってくる前に工事が終わって、一安心です。
★リフォームのことは育暮家リフォームのホームページをご覧ください。
情報満載です。
2017/06/22/木 05:20 am Category:設計・現場レポート