2017.03.22.水 藤枝の小さな家~大井川の森の木で木工事中~
藤枝の小さな家、木工事が進み最終段階となってきました。
造りつけ家具や階段が据え付けられ、
イメージがどんどん形になっていきます。
カタチを作る際に、お施主様、大工さん、育暮家の
イメージの違いを少しでもなくすため、
現場での打ち合わせや確認がとても大切ですね。
この日はお施主様にも現場にお越しいただき、
各収納スペースの最終詳細確認を行いました。
完成してから一番後悔するのが収納だと聞かされています。
ものから解放される時代の収納は量を満たせばいいのではありませんので
シンプルを基本に打ちあわせは慎重にかつわきあいあいと進みました。
大工さんはその様子を聞きながら、図面の再確認です。
「暖簾掛けはどのようにしようかしら?」
「そうですね。こんな具合では?」
収納の高さや素材や、インテリアのイメージなど、細かいところまで打ち合わせができました。
心配されている階段の手すりの納め方(安全に美しく)はちょっとお時間いただき検討させていただくことになりました。
もう少しで大工工事が終わり、塗装や内部の塗り壁、
クロス張りなどの仕上げ工事に移っていきます。
地元の素材がふんだんな家づくりは、玄関のカウンターや框まで厚い大井川杉と桧です。
地産地消を大切にされる住まい手さんならではの選択です。
4月下旬頃見学会を予定させて頂いています。
2017/03/22/水 11:40 pm Category:設計・現場レポート