2016.12.10.土 2つの大井川の森の木の家の建前がありました。
島田の現場では従前の離れを活かし、そこに平屋部分をプラスする家。
藤枝では育暮家ハイホームスの標準化住宅スタイルS。
2つの大井川の森の木が気持ちいい住まいの建前がありました。
◇島田の家◇ 思い出をつないでいくために島田の現場では解体した古い母屋だった部分から外した丸太梁がリビングの天井に活かされました。
残された比較的新しい2階建て部分は玄関になります。特に新しい部分は耐震等級3ですし既存部分の耐震性も同レベルにあげています。ただ、基礎も異なるので地震時の揺れも新しい部分とは異なります。
お互いが構造的に干渉しあうことのないように、エキスパンションジョイントをもうけています。既存部分との接続には神経を使いますね。
◇藤枝の家◇ 大屋根の標準化住宅です。大井川の木材を贅沢に使った住まいです。
屋根は3重構造になります。1層目は大井川の森の木をサンドイッチさせた「Jパネル」という36mmのパネルを敷きます。その上にフェノバボード2層90mmそして通気層30mmを取って野地板になります。屋根の機密性、断熱性、通気性確保は屋根の大事な役割ですので丁寧に施工していきます。
風もなくとってもいい建前日和でした。
2016/12/10/土 03:53 pm Category:設計・現場レポート