2016.10.28.金 「杢目のある家」もうすぐ着工です。【島田市】
先日、島田市にて育暮家の小さな私の森の家の地鎮祭が行われました。
過去の増築によって築年数が大きく異なる2つの住まいをどう繋いでいこうか。
すまい手さんが出した答えは古い母屋部(築40年程度)は解体し、築年数が浅い増築部
活かしそこに平屋を足して、新しい暮らしと住まいを実現する事。
「お父さんにはいつまでも健康で安心して暮らしてほしい、そのための住まいを建てよう」
「シンプルすっきり、物を減らし自分らしい暮らしを描いて小さな家に」
たくさん悩んだけれどようやく住まいづくりが始まりました。
全てを建替えてゼロスタートがいいのか?それよりリフォームを選択し小さなリフレッシュで済ませるか?
いくつも考えられることがありました。思いのある築年数の浅い増築部分を無駄にせず大切にする事、そこを残しながら家の配置を考えると従前より日当たりのいい家ができること。リフォームの補助金もうまく活用できることなどが決めてとなりプラン決定に至りました。
始まったばかりの長期優良リフォーム住宅の認定取得は手間暇がかかりますが、補助金は予算の幅を広げてくれました。そして性能向上されることで安心、安全、省エネ、健康の住まいとなり資産価値も高まります。
なによりも良かったと感じて頂けるのは来年の冬です。これまでの家の寒さから解放され暖かな暮らしを肌で感じて頂いたときです。
古い家から解体時に外した地元の山の松梁の使い道も思案中です。大井川の森の木で建てる家とこの古梁の相性のきっといいと思います。
大井神社の神主さんと土地の神様に基礎が無事スタートししっかり家を支えてくれるように丁寧にお清めを済ませました。
心も体もあたたまる大井川の森の木「杢目が見える家」完成は来春です。入母屋の屋根が返信しますよ。
2016/10/28/金 12:08 am Category:設計・現場レポート