2015.11.10.火 育暮家ハイホームスの屋根 vol.1
育暮家ハイホームスの家作りでは屋根断熱が標準です。
屋根断熱の役目は屋根に降り注ぐ熱の進入を防ぐこと、
そして室内からの熱を逃がさないこと。
この2つが大きな役目です。
建前が終わった藤枝南の家を見てみましょう。
屋根の面剛性(変形を防ぐ)を上げるために36mmの大井川杉のサンドイッチパネル
(Jパネル)をまず敷きます。これは天井を兼ねています。
そして気密シートを施工し、高性能の断熱材を施工します。ここでは
フェノバ45mm(商品名です)を2層にして入れています。
その上に結露防止の通気層を設けて、屋根の下地になる合板を施工します。
そして、防水のためのゴムアスシートを敷いて仕上げの屋根材となります。
見えなくなる屋根の中身、どんな仕様で施工されているかで
性能、強度、コストが決まります。
目に見えないところへのコストのかけ方、坪いくらでは出てこない品質ですが
後では難しい品質確保は大事にしていきたいと思います。
◆杉Jパネルは地元の会社が作っている地産地消の素材です。
2015/11/10/火 12:09 am Category:設計・現場レポート