2024.11.22.金 1985省エネミーティング in 広島
今年で12回目となる「全国省エネミーティング」が広島で開催されました。
育暮家では毎年参加しています。
私が先代とバトンタッチして参加するのがこれで3回目になります。
このミーティングは毎年1回、各地の一般社団法人Forward to 1985 energy Life の会員が持ち回りで開催しています。
賢い省エネで家庭でのエネルギー消費量を1985年のレベルにする|Forward to 1985 energy life
静岡の会員が集まって開催したのは、2016年で8年前になります。
2016年の夏 育暮家はいほーむすは 熱かった。 | 静岡、藤枝、焼津、島田、掛川の注文住宅|育暮家はいほーむす
懐かしいですね。
来賓のご挨拶をいただいてから、北海道の取り組みを(株)山本亜耕建築設計事務所 代表 山本亜耕様、
長野県の取り組みを千葉商科大学基盤教育機構 准教授 田中信一郎様、そして
鳥取県の取り組みについて鳥取県生活環境部くらしの安心局 住宅生活課の槇原彰二様のお話がありました。
「T-HAS]は性能が評価につながる説明ツール。
お話を伺い、鳥取県のとりくみがやはりいいなと感じました。
資産価値向上への取り組み「T-HAS] がとても斬新で官民連携を基本に熱心に行われています。
行政、工務店、不動産事業者屋さんを巻き込んで、住宅リフォーム投資で性能向上や
維持管理状態をさせた住宅を「T-HAS] という独自の評価システムで評価するものです。
その結果、評価額が提示され、所有者、購入者、不動産事業者が共有します。
まだ全国的なモデルへの流れは大きくありませんが動き始めているようです。
このシステムが機能する前提の一つに、リフォーム・リノベーションの品質向上(技術)が求められます。
工務店は住まいの性能向上から脱炭素実現の協力者という認識も広がりそうですね。
静岡県でもきっと同様な仕組みがはじまり、さらに金融関係も連携していくのではないでしょうか。
やがて欧米のような資産価値評価が一般的になって、住宅投資促進、空き家利活用、
住宅の健康寿命を延ばしていくことにつながると期待します。
1985省エネミーティング会場から原爆ドームまで100mほどの距離でした。
先人がいたからこそ今、生かされているんだなと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
急ぎ足の参加でしたが、実り多き広島でした。
また、お会いした時お話しさせていただきます。
2024/11/22/金 12:44 am Category:新社長の It's fineday