2023.04.24.月 住宅省エネ支援の補助事業が進んでいます。
育暮家むぱすの庭にも薔薇が先始め気持ちが良い季節になりました。
NEWや新聞チラシでご存知の方が多くなっていますが
3月より3省連携による住宅省エネ支援の補助事業がスタートしています。
そこで、ちょっと気になっていることを書いてみました。
2050 年に世界が目指すカーボンニュートラルの社会の実現と、昨今のエネルギー価格高騰対策を受け、私たちの国では家庭部門の省エネ化は重要な位置づけになります。
このため、国土交通省・経済産業省・環境省の三省が協力して新たな補助制度を創設し、住宅の省エネリフォーム等の推進を後押ししようというものです。
最近、お問い合わせを頂くなかで多くは
「補助金がでるってきいて、内窓をつけたいんだけど」
「寒さ対策で内窓を施工してもらえないか?」
「省エネにもなるんだよね?」
と、お話しをいただきます。
省エネになりますか?のお問い合わせには
「もちろん、省エネになるかと言えばYESです。」とお答えします。
それは窓からは冬も夏もたくさんの熱の出入りがあるからです。
内窓には熱の出入りを7℃くらい押さえる効果があります。
「それだけで十分暖かくなりますか?」と聞かれればNOです。
住まいでは窓のほかに床や壁、天井などからも熱は出入りをしていますよね。
そこに隙間(隙間風)があれば遠慮なく外の冷たい空気が入ってきます。
近年の断熱性能が高い家とは違いこれまでの家は、
冷蔵庫の扉が締まり切ってないような状態の家も多く
せっかく温めた暖かい空気は逃げてしまいます。
今回の補助金で窓の断熱補強される家は増えます。
それでも寒さを感じる家は少なくないと思われます。
住まいの断熱の基本は、断熱を切らせないで床、壁、天井と連続させる(囲い込む)ことです。
そうすれば本来の効果を出すことができると思います。
断熱がしっかりできれば、効率のいい設備の選択をして、更に太陽熱を取り込むことや遮断することを積極的に行ってください。
そこまでいけば断熱効果を実体感することになります。
最後は、やっぱりしっかり断熱の設計、施工が出来るパートナーの存在が不可欠となります。
是非、住まいを省エネにあたたかく改善することで
50.60.70代からの「健康でアクティブ」な暮らしを引き寄せてください。
むぱすガーデンは、この季節元気いっぱいです。
㎰
室内の快適性は体感温度で変わります。
次回、お話させていただきたいと思います。
よかったらこちらの動画をご覧ください。
「着衣の工夫で快適、健康、省エネに」
2023/04/24/月 03:59 pm Category:新社長の It's fineday