2019.12.20.金 大井川の森の木の家づくりを続けていく
「私の小さな森の家」島田の家の2階です。
天井は勾配です。
見えているのは化粧タルキと化粧野地板です。
完成するとこれが天井となって、調湿効果を発揮したりやさしい雰囲気の空間をつくります。
屋根を支えるための垂木はこの上にあります。
断熱材があり、通気層があります。
軒が低くなった部分は吹き抜けになります。
今は作業の安全性を高めるためふさいであります。
ここは高窓となって太陽の光を奥まで運びます。
COP25では森林の役割、CO2の固定化について確認されるのですが、
それも健全な森でなければ果たせない役割です。
私たちができることは、住まいの中に「森の役割」を持ち込むことです。
戦後、たくさん植えてしまって管理困難になって放置される森。
その森を元気にするために家庭でできることは
木の文化の再考ですね。
時代は次の世代に移っていきます。
森も次の世代の価値観の中で森の恵みが評価されます。
身近な森なのに遠い森。
育暮家では新築やリフォームの中にたくさんの大井川の森の木を使います。
それが次世代への何らかのメッセージにとなればうれしいなあ
と思いながら。
これは大井川の森の木で作った【森の卵】です。
ちょっと高くつきましたが
1つ¥1500(税別)です。よかったらいかがですか。
育暮家スタッフ
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2019/12/20/金 09:42 am Category:設計・現場レポート