2019.05.12.日 大井川の森 植林 山便り
苗の写真は、コンテナ苗と呼ばれているものです。(全て杉です。)
今回、試験的に春に植林体験で植えていただいた植林地に追加で植林しました。
この苗は、根に土が付いたまま入荷され、杭打機のような道具で地面に穴をあけ、植林します。
普通の苗に比べて活着(根付き)が良いといわれ、植林の時期も夏や冬の気温環境が厳しい時期を除けば良いと、かなり自由度が高いです。
また、傾斜が緩い場所では鍬で掘るという作業がない分、作業性は良いです。
唯一の欠点は、苗に土が付いているために大量の本数の運搬が難しいです。
その解決方法として、土の減量が考えられ、今までは土が苗一本に対して300ccだったのですが、写真の苗は80ccと100ccが作られました。
ちなみに、春に皆さんで植えてもらったのは、裸苗と呼ばれるものです。(由来は根に土が付いていないからだと思います)
木材の搬出風景は島田市高熊の山林です。
ウッドライナーという自走式搬器で木材を運搬しています。
この機械は、ラジコン操作をして機械自身がワイヤーを巻き取って進みます。
パワーも有るため、太く長い木を一本で引っ張り上げてくれます。
これから段々暑くなってきますが、体調に気を付けて作業をしたいと思っています。
(有)落合製材所 落合大樹
2019/05/12/日 03:12 pm Category:大井川の木で家をつくる会