2018.09.05.水 女性の家づくりに気配りを。

台風21号がすぎていきました。

強い雨や風が打ちつけるたび、自然災害への備えを

家づくりで考えることの一つにしていかなければ、

そんなことを思います。

 

今回は建前後、木工事が進む現場から

女性だから気になることをお伝えしていきます。

 

①音に備える

大人同士が暮らしていると、少なからず生活時間のずれが出ますよね。

起床の時間、食事、外出、帰宅、入浴、くつろぎ、テレビ、趣味、就寝・・・

一緒に食事をしたくても仕事があればそろわないこともあります。

忙しかったり、友人と外出をすれば帰宅が遅くなることも。

そんな時気になるのが音の問題です。

高齢化の備えとして寝室とトイレを近くするプランが増えていきます。

すると、夜のトイレの音が家族の迷惑になるのではと気になったり、

入浴時のシャワーの音も本人は気にならなくても就寝中の家族には

耳障りなこともあります。

夜でなくてもトイレ使用中の音が外に漏れていないかと気にされる

方もありますね。

そこで、今回は女性らしく音対策、気配りトイレの工夫を

施工中の現場からご紹介です。

変換 ~ 006

今回のトイレは隣の寝室との間の壁内外に遮音シートを張って

PB(石膏ボード)で仕上げます。

さらに断熱材を間仕切り壁内に断熱材を吸音材としていれました。

遮音シートで音の通過をできるだけ遮断して

そこを通過した音は吸音でやわらげ

そして又遮音シートでシャットアウトするという構造です。

ちなみに写真に見える脚立がたてかけてある合板部分は

手すりを取り付けるための下地です。

育暮家では特に水廻りの壁には高さ1.8mまで厚い合板を貼ります。

壁が出来上がる前にこのような下ごしらえをしておくのは、

将来手すりや棚などの取り付けが容易になるからです。

変換 ~ 005

同じ壁を寝室側から見たところです。

 

遮音は比重のある材が効果を発揮しますので、厚みの割に遮音シートは重たい素材です。

現状のお住まいで音が気になる方は遮音対策もメニューに加えてください。

ただ音対策はこれだけではうまくいきません。

音は隙間からもれていきます。

ドアや換気扇の隙間、コンセントもしっかり対策しましょう。

 

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②古いものを上手にリユース

予算をおさえながらアクセントとなる建具を入れたいとのご希望がありました。

場所はリビングの吹き抜けとロフトの間につける小窓。

それではと育暮家のストック古建具からこちらを選びました。

ちょっと幅が大きいようなので建具屋さんと幅詰について相談中です。

塗装もアレンジすればビンテージにもnewにもなります。

こんなモノづくりの工夫を加えながら楽しく家づくりを進めると、

ぐっと気持ちが上がります***

変換 ~ DSC_2386

台風21号は短時間に猛威を振るっていきました。むぱすの風見鶏が台風の風で落ち着かない様子でした。

 

 

■お知らせ■

9月15・16・19日は「むぱすDAY」です。

こんなこと気にしているのは自分だけかも?というようなお話も大歓迎です。

「気持ちよく暮らせる家は小さな相談から始まる」・・・

むぱすDAYはそんな相談日です。

むぱすDAYについてはこちらから

 

静岡県藤枝市青南町2丁目8-7

育暮家ハイホームス

2018/09/05/水 03:25 pm Category:設計・現場レポート