2017.02.22.水 親子でつなぐ外壁

002外壁の仕上げ、ガルバの角波板を張っている板金屋さん

昔は飾り職人なんて呼ばれていたことも。

先日の日経新聞の[文化]のコーナーに銅版で昆虫を作っている谷口板金さんのことが紹介されていました

それを読むと何故、飾り職人って呼ばれているか分かりますね。

真剣な横顔がそっくりなこちらの2人は実はお父さんと息子さん、親子です。

お父さんが板金屋さんをやっているところに、半年ほど前から外で修行を積んで帰ってきた息子さんが加わって2人で仕事をするようになったということです。

実はお父さんのお父さんも板金屋さん。当時は飾り職人とも呼ばれていたかも知れません。

父と子は現在、師匠と弟子の関係でもあります。

職人さんが一番油が乗っている時期(あまりいい言い方ではありませんけど)って、何歳ごろなんでしょう。それには2つの時期があると思うのです。

眼も耳も効き、体が軽く動く時期、そして体はうまく動かなくなったけれど、経験や感が技に磨きをかけ後輩たちに指導しながら仕事を勧める時期。

確かに足場の上の作業は年を取ると危険ですね。でも、口を出すことにはあまり年齢は関係ありません。ただ、そのときに、いかに口を出すか・・・・

学ぶ気持ちが旺盛な職人さんの卵は先輩や親方を尊敬し聞こう(学ぼう)とします。そんな時親子の関係は微妙な関係です。

山田さん親子は大丈夫です。お互いを尊重しあって、時には厳しく仕事をしてくれています。育暮家ハイホームスにはとっても大事な職人さんです。

毎月グループに分かれて職人ミーティングが開かれます。私達そしてお客様からの仕事の評価と感謝の心が若い職人さんを育てるのだと思います。私達も頑張ります。

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2017/02/22/水 08:36 pm Category:設計・現場レポート