2016.12.17.土 島田の杢目の家 屋根工事 エキスパンションジョイントをつくる。

リフォーム+増築のリノベーションです。

既存の2階建て部分を活かし、平屋を増築します。

既存屋根の小屋組みも新たになります。

土の乗った重かった瓦を降ろし、屋根の形を変えて外観も整えます。

小屋束一本、一本高さを取り水平を測っていきます。

既存小屋組みpc080120

既存の屋根と新しい屋根が同じ一体になりました。

pc090160

屋根の通気が通うたて桟が施工されていきますが、増築と既存で地震時の揺れが異なるため、お互いに干渉しない工夫をしていきます。

屋根の野地板が空いていますね。これがエキスパンションジョイントです。

構造や工法が異なる場合、形が異なる場合などにはエキスパンションジョイントを設けていくのですがこれが中々厄介なところもあります。どこの場所で縁を切るかなど意匠のことにも配慮しながら計画します。

出来てしまうとわからなくなってしまいますが、耐震、性能、意匠、動線・・・ひとつひつと、大事に、丁寧に工事を進めたいと思います。

技術スタッフレポートから

2016/12/17/土 05:41 pm Category:設計・現場レポート