2022.02.23.水 私の小さな森の家で太陽光発電設置工事が始まりました。
太陽光発電のパネルが到着
京セラ製です。
日本は2050年カーボンニュートラルに向けて歩み始めています。
そして2030年には新築の6割に太陽光発電が採用されていることが目標です。
ここで課題は
住宅の性能です。
断熱性能と1次エネルギー消費がどのようになっているかです。
消費エネルギー量が多いとたくさんの太陽光発電が必要になります。
そうすると新築住宅の6割に太陽光では追いつかなくなります。
ではどの位がいいのでしょうか・・・
世界に示した日本の脱炭素目標マイナス46%(家庭部門では66%)は2013年と比較した値です。
ということで、2013年あたりの標準世帯の消費エネルギーと比較することになります。
比較するには、BEIという表示で示します。
上のロードMAPで示されているように
BEI・1が標準でそこから2割減 BEI・0.8 が
前提になっているようですね。
ちょっと専門的になりました。
とにかく使うエネルギーを少なくした上で
太陽光発電を乗せてエネルギーゼロにする。
そのような家を
新築では年間の着工件数の6割で約17万戸平均位にして行かなくてはならない計算のようです。
既存住宅では基準に満たない家が多いので、
新築と同じくらいの棟数を、まずはBEI・1に改修して
そこに太陽光発電をつける。
このようなイメージで進めて行こうという方針です。
いろんな事情でこのようにはいかない部分と
一方、新たな技術革新で一気に加速する場合もあるかもしれません。
育暮家は小さな家づくりで新築、リフォームともBEI・0.6~0.7を基本に
BEI・0.5を目標にして着実に歩んでいきます。
そんな時に役に立つのが
わが家の省エネ手帳です。
基準とした比較年数が2010年としているため、国の2013年とは3年ほど違いますが
それほどは違いはありません。
このアプリを使って、わが家の実情を確認したり、
あるいは新築後であれば、想定した通りかどうかの
確認をするのにお役立てください。
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育暮家のカーボンニュートラル育暮家らしく進めて行きたいと思います。
2022/02/23/水 06:04 pm Category:設計・現場レポート