古民家の相談と現場調査が増えています。
もうすぐ昭和100年、そして人生100年と 100年を意識する時代になりました。 近年「築100年の古民家をどのようにすればいいのだろう」 という相談が増えています。 築100年の住まいは現役の住まいとして、多くの方が暮 […]
古民家のリフォームで玄関外回りは改修ポイントの一つです。
ここでは腰壁の下見板張りの上部壁を漆喰仕上げにしています。 腰回りの壁の汚れ防止の機能面と、白色の漆喰と腰壁との意匠的コントラストをつけ シンプルだけど、少し緊張感のある外観にもしたかったからです。 腰の板は大井川杉です […]
暮れにお引渡しした3件の古民家の方から暖かさのうれしい感想が届いています。
「暖かくなりました!」 第一声は皆さん同じです。私たちの自信を深めていく心強い声です。 「これが断熱性能の効果ですね。」 と、担当者はホッとしながら答えています。 私たちはこの寒い冬を活かさなくてはなりません。設計と施工 […]
藤枝の古民家で大黒柱の根継ぎ その②
藤枝の築100年の古民家はほぼ完成しました。 根継ぎを無事終えた大黒柱は何もなかったように収まっています。 切断した柱面を下から覗くとこんな感じでした。 中央部を食べながら白アリが上がっていったのがわかります。 柱をつな […]
藤枝の古民家で大黒柱の根継ぎ その①
築約100年、昭和初期に建てられた家です。 ダイニングからリビング、そして寝室と設備の更新と高齢になったご夫婦の健康のために 暖かく暮らす住まいへとリフォームが進んでいます。 解体がほぼ終わるころ、玄関の差し敷居の裏側の […]
方位は必ずチェック。
日本の古民家は、自然を取り込み自然と共にあります。 地域の気候の中で、いかに自然に逆らわないで 暮らしていくかを考えながら家をつくってきました。 軒の使い方は、家の劣化対策や日差しのコントロール、 そして作業の場として工 […]
藤枝の古民家リフォームが進んでいます。
基礎の補強が終わって本格的に内部の工事に入っています。 ここで改めて補強計画や断熱計画など現場の状況などを確認し、微調整を行います。 100年の間には増改築もされますね。 大事な柱や梁、貫などが痛めつけられていることもあ […]
我が家はもうすぐ、築100年。
古民家再生を検討し始めて、かれこれ10年。 ようやく結論が出て工事が始まった。 日本は世界に名だたる森林大国、その森は日本の暮らしと住まいの歴史を刻んできた。 広葉樹は炭や薪の材料として使われ、松やヒノキなどの針葉樹は世 […]
第27回住まいの文化賞 受賞しました。
第27回静岡県住まいの文化賞で「リフォーム賞・優秀賞」を受賞しました。 日本の住まいの形が変わっていく中、伝統工法の日本の古民家が残っていくことに寄与する受賞となりました。 住まい手さん、職人さんたちに感謝申し上げます。 […]
築100年の家のプランが進んでいます。
築100年の家のプランが進んでいます。 おおよそのプランが固まってきたので、ここで耐震診断を行うことになりました。 限界耐力計算という方法を用いて現状の建物の耐力の確認をしました。 次にプランに沿って、設計耐力のチェック […]