2023.05.20
静岡古民家レポート
古民家のリフォームで玄関外回りは改修ポイントの一つです。
ここでは腰壁の下見板張りの上部壁を漆喰仕上げにしています。
腰回りの壁の汚れ防止の機能面と、白色の漆喰と腰壁との意匠的コントラストをつけ
シンプルだけど、少し緊張感のある外観にもしたかったからです。
腰の板は大井川杉です。杉板にはキシラデコールを塗布します。
事前に下塗り塗装し、大工さんが施工後に仕上げ塗装をするのがいいです。
木材を塗装しないで自然劣化の風合いを楽しむこともいいですが、
雨や日光でシミなどが目立つこともあり、防腐も兼ねて塗装しています。
また仕上がったところをご紹介していきます。