2022.10.25
静岡古民家レポート
藤枝の古民家で大黒柱の根継ぎ その①
築約100年、昭和初期に建てられた家です。
ダイニングからリビング、そして寝室と設備の更新と高齢になったご夫婦の健康のために
暖かく暮らす住まいへとリフォームが進んでいます。
解体がほぼ終わるころ、玄関の差し敷居の裏側のシロアリ被害を発見。
その大敷居はケヤキの大黒柱に差さっています。
「シロアリの食害が大黒柱に繋がっている!!」
「えー!!」
「どこまで食べられるかねー」
「結構上までいっているみたいだぞ」
現場ではそんなやり取りがありました。
「これは柱の下を切ってつくしかないな」
「根継ぎですね」
「そうだな」
材料の手配、応援の大工さんの手配、と現場技術担当者は急ぎ飛び回りました。
そして根継ぎ作業が始まりました。
この先は次の機会にご紹介します。