寒さ対策へ。暑かった夏から寒い冬への備えが始まります
寒い冬への備え、寒さ対策が始まります。
異常気象は暮らしの中のリスクを増やしています。
そのリスクから守ってくれるのが「家の力」です。
ただ、その家の力が十分でなかったり
十分に発揮されていない場合も多いのです。
今年も多くの住まいの断熱補強工事をさせていただきました。
そして、冬を間近に控えここからわが家の寒さが気になりだします。
断熱補強工事を進める中で日本の住まいの多様な建て方が、
工事の難しさに拍車をかけています。
ご存知の通り日本の家づくりを担っているのは
大工さん、工務店、ハウスメーカー、商社などです。
これは他の国々には見られないことで
多様な建て方が生まれる要因になっています。
例えば、普通の木造住宅(在来工法)、伝統工法(古民家と言われたりします)、
ツーバイフォー住宅(枠組み工法)、
プレハブ住宅(金属系、木質系、コンクリート系、等)、その他実に様々です。
そのため既存の住まいをリフォームをする場合、それぞれの寒さ対策に対応するために
様々な情報や知識そして技術的スキルや施工経験とその検証が求められます。
特に断熱や耐震補強を行う場合は、それぞれに適した工法や素材に注意を払わなくてならないと思います。
つまり、ここが難関で様々な知見や経験が必要になる部分です。
育暮家リフォームの参考パージ ↓
どう実現するかの整理 – 静岡、藤枝のリフォーム|38年以上の実績の育暮家リフォーム (hihomes.co.jp)
今回リフォームのご依頼をいただいたのは鉄骨系プレハブの住まいでした。
こちらの住まいの悩みは寒さにありました。
そこで私たちが果たす役割がありました。
それは鉄骨系プレハブ住宅に対する断熱強化を私たちの経験や技術を駆使し、寒さ対策の結果を出すことです。
性能は変えず現場の収まりにあわせて様々な断熱材を
適材適所に組み合わせることが必要でした。
例えば厚み、形状、素材の性質、価格等です。
やがて工事が進むと断熱材は覆われて見えなくなります。
しかし断熱性能、寒さ対策は住み始めて結果に表れます。
さて現場はここから仕上げ工事が進んで行きます。
寒さが厳しくなる前に工事は完了させたいと思います。
そして住み始めたら各所の室温測定が始まります。
暖かさは家の性能だけでまかなえません。目標の性能の半分しか発揮できないことも多いと思います。
では、残りの半分を発揮するためには何が必要か?
ポイントはここです。設置された効率のいい設備の使い方や住まい方が大切です。
それらが揃って暖かさと省エネ(脱炭素)などの満足度が向上していきます。
そのためには暮らし始めての定量化された数値データと肌で感じる感覚の検証が必要です。
寒さ対策の目標へ向かって検証、検討、改善プラン、実践の繰り返し。
それが育暮家が進める「住まいと暮らしのPDCA」です。
是非、育暮家はいほーむすにご来場いただきお話を聞いていただけます様
お待ちしています。
※参考トピックス
国土交通省HPから
「住まいと暮らしのPDCA」