2020.08.28
古民家の点検へ行ってきました。
古民家完成後の点検に伺いました。
約1年半経過しています。
床下の湿気も気になっていましたので、湿気の多い夏の点検です。
床下は防湿コンクリートを打設してありますが、どうでしょうか。
まずは前土間だったところ、床下の余裕がないところが点検の課題です。
蓋を開けてみたらいい感じです。
やはりこの夏はカビの発生が多いらしいので、
お父さんは「畳の上の掃除がかかせない」と軽い掃除機を購入し、こまめに掃除をしているとのことです。
ほこりがかびるので掃除は床壁ともポイントですね。
洗面所周りのトップライトが効果を発揮していました。
「明るくて助かる」とお父さん。
「畑が忙しくて・・・」
西側の離れを解体した後を畑にされていてビックリしました。
夏を旨として建てられてきた日本の古民家も、
場所によってはこの暑さに耐えられなくなっています。
断熱強化し、リフォームしたこちらの古民家は、
エアコンも効き、お父さんの熱中症対策はしっかりできていました。
「あまりエアコン使ったことないです」
とはお父さん。
育暮家はいほーむすの古民家リフォームは試行錯誤してきましたが、
どう改修すべきかが、性能・暮らし方両面で確立できてきました。