育暮家の「家の力リフォーム」

日々がいいね リフォーム

【藤枝市】毎日上下する階段は、無理なく・楽しく・寒くなく

全国JACKグループアイデア部門アイデア賞受賞

【藤枝市】毎日上下する階段は、無理なく・楽しく・寒くなく

ビフォア 物語の始まり

急な階段は何とかしたい。リフォームしたら老後まで使っていくし、危険だし。
階段は上り下りだけとしたら楽しくないので何とか工夫したい。

         

アフター 暮らしながら私らしさを増していく

階段は無理なく上がるため3段増やした。段数が増えることでスペースも必要になった。
増築は予算的にもやりたくない。階段で無駄な空間が生まれないよう心掛けた。
トイレ、物入れを階段下に組み込んだ。
各所、開戸から引戸に替え特に階段りが扉だらけとなるのを避けた。
また、階段優先で構造グリットを壊すことのないように配慮しながら階段スペースを広げていった。
階段は断熱性能が悪いとコールドドラフトが起こる。その逆に階段ホールに高窓をつけると階段スペースが上昇気流の通り道となってくれる。
そして通風換気に役立つ。
手をつけにくい階段の機能を多様に考えプランすることはリフォームの一つの醍醐味だと思う。
小さな家では階段上のスペースを吹抜けにしておくのはもったいない。
そこで、そのニッチなスペースをちょっと上げてそこに床を張って手すりを付け、子供の居場所(本を読んだり)を作りました。
階段は上から下から声が交わる家族の一体感をつくる交差点。
風とともに声も交わる交差点と考えると楽しい。

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