第36回 住まいのリフォームコンクール 受賞しました!
公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターの開催した
「第36回住まいのリフォームコンクール」で賞をいただきました!
住宅金融支援機構理事長賞【住宅リフォーム部門】に『耳が遠くなった母の為の「QOL向上リフォーム」』が
選ばれました。
優秀賞【住宅リフォーム部門】に『セカンドライフの居場所づくりは庭との一体感を楽しむことから・・』が
選ばれました。
コンクールに参加すると、これからのリフォームに求められることが
見えてくる気がします。
今日の日本の住まいは戦後、素材、工法、つくり手などによって実に様々な家づくりが行われてきました。
その多くは高度成長期の価値観によって建築され、また建築に当たり基準としたものは、建築基準法や住宅金融公庫で示された規則や仕様でした。
ただその当時求められた基準では、大きな災害への備えに不十分だったり、変化するライフスタイルや高齢化社会のニーズに対応できなくなっています。
これまでのリフォームは住まいのリフレッシュや劣化対策、設備の更新などが中心でした。「しっかりつくって長く使う」時代において、それはこれからも変わりはありませんが、ただ不十分な住まいの性能やライフスタイルなどへの対応リフォーム(私たちはライフサイクルリノベーションと呼んでいます)は、住まいの価値、暮らしの質の向上に不可欠な要素になっています。
リフォームコンクールでは、住まい手さんの喜びと、私たちの取り組みが評価されたのではとスタッフ一同うれしくなりました。
もちろんリフォームはコンクールのために行われるものではありません。評価される対象も絞られます。多様な住まいをリフォームすることは経験や技術、思いやりやマナー、アフターなどの質がもとめられます。
私たちは、まだまだ未熟な面がいっぱいですが、コンクール応募にご協力いただきました住まい手さんに感謝し、これからも住まいの質、暮らしの質の向上にむけて頂いた賞に勇気をプラスして頑張っていきます。