2018.08.01

お風呂リフォーム(藤枝)
vol.2

ユニットバス選びポイントをいくつかご紹介します。
まずは、ユニットバスの断熱具合です。
 各メーカーとも断熱化に力を入れてきましたがまだまだ、断熱を必須としている感じではなく、
価格設定の中では断熱が曖昧なものが多いと思われます。
育暮家がユニットバスの断熱を重視している理由は、浴室の寒さ対策や
湯温の低下によるエネルギー消費の増加を防ぎたいと考えているからです。
特にリフォームでは他の部屋と違って、ユニットバスを囲む浴室の壁、床、天井の
断熱が完全にできない場合が多く、ユニットバス本体の断熱に頼らなくてはならない点が
あります。
 新築ではこんな感じでユニットバスを囲むことができます。

 リフォームの場合は既存の状態によって断熱方法や隙間埋め、換気、点検などの
配慮が必要になり、それもなかなかうまくいかないのが現状です。

 今回取り替えたユニットバスの浴槽の比較を見てください。
これは従前の浴槽断熱材がついていません。

そして、こちらが新しい浴槽です。違いが分かりますか?
浴槽上の木は養生用ですので無視してください。

 浴槽を包む断熱材は大きくは発泡系の断熱材の吹き付けタイプと型をとった
断熱材を張り付けるタイプとになります。

同様にユニットバスの壁、床、天井パネルにも断熱強化の工夫が見られますが、
ここはスペースの問題もあり施工性、断熱性能などの改善、開発が急がれる状況です。
とはいえ、現状でのベストを予算と合わせてセレクトしてください。

変換 ~ DSC_2265.jpg
静岡県藤枝市青南町2丁目8-7