大沢ヴィレッジの四季折々の様子や活動をお知らせします。
2017.02.21.火
桜開花間近の大沢青野さんちで[職人さんに触れよう]
初春の大沢移築古民家青野さんっちで静岡民家の会
2月の例会は「職人さん触れよう」がテーマです。
約30名が集いました。
左官職人さんは小林さんや増井さんほか4人、砂絵や泥団子づくりで
左官の素材の土やシックイに触れて親しんでもらおう。そして
左官と言う職業を知ってもらおうとする集いです。
左官屋さんを見たことがない・・・・そんな子供たち、大人たちが増えています。
県内の小学校からも今日のようなふれあいオファーがあり、年15回ぐらい出かけていくようです。
青野さんちは風もなく暖かで穏やか。泥団子もいい感じに乾き磨きごろになります。
砂絵の型は伝統的な絵柄からアニメキャラクターまで用意されていました。
伝統的を型を選んだ方の出来上がりをみて、色使いが日本的に仕上がっていて(年齢関係なく)いい感じ。
伝統に新しさを足していくことが多い中、変わらないこともいいなと思いました。
これからは更にクリエイティブ産業がIT産業と協働して伝統も守っていく時代です。
でも
IT、AIにゆずりたくない人の五感や手技を繋いでいく作業。
子供たちにつなぎたい「こともの」も全てとは行かず、模索、選択を繰り返します。
そんな時、手技をもつ職人さん、職工さん、身近なお爺ちゃん、おばあちゃんの存在は大きくなるばかりです。
今日はまだまだ、やるべきことが多い!とリタイヤを意識しだした左官屋さんも感じていたようです。
みなさん、ゆっくり時間を楽しんでいた初春の大沢でした。