2022.04.19.火 種は何年も土地の中で眠っていてある日、光を感じ芽を出してくるのです。

4月の始め大井川の森にみんなで植林に行きました。

と言っても体験程度ですが。

 

この時期の森はさわやかです。

山では新たな小さな芽があちらこちらに。

春の光を感じて芽を出してきたのですね。

木々の種は土の中で長く眠っていられると聞きました。

数十年は当たりまえ。

陽がささない暗い森の中では光がなくて芽を出せないでいる。

種たちはいつか光が当たる日が来る、とずっと待っているというのです。

 

あるとき、伐採された木の隙間からや、木が枯れてそこに光がさすようになる。

水分や温度等様々な環境が揃うと

待ってましたと長い土地の中の暮らしから芽生えてくるのだそうです。

 

そして光合成が始まります。

光のエネルギーで、水と二酸化炭素を吸って、水を分解して酸素を吐き出し、養分(有機物)を作り、

二酸化炭素を有機物に固定しながら成長していく。

 

こうして植物から吐き出された酸素がどんどん増えていき、

酸素によって私たち動物が生きていける地球になったのですね。

光と水、当たり前の存在としているけれど、

その役割に改めて地球に生かされているんだな、って感じます。

 

光合成で二酸化炭素を固定する、これは植物だけでなく

藻類でも行われて、のりやワカメ、昆布もその仲間。

でも、多くは顕微鏡でしか見ることができない小さな生物(微細藻類)とのこと。

藻類って何?-一般社団法人さが藻類バイオマス協議会 (saga-abc.jp)

 

森が吸収する量に匹敵するCO2を藻類も固定してくれると言うことで

活用方法について研究が進んでいるようです。

森の課題が多いだけに心強いです。

 

光のことだけど、植物、木によって強い光がいい、ちょっと暗めがいいなどと

みんな好きずきがあります。

森に入ったらいろんな光の中で自分に合った光を求めて

一生懸命伸びようとしている小さな芽に

私たちの心の光を当てて、地球をよろしくねって。

そして、私たちは人工林としている森を

光合成が出来る健全な森として循環させていくために

近くの山の木で家を建てることやっていきましょう。

 

木の家の見学会があります。👇

大井川の森の木でつくる暖かな家 完成見学会開催 4月29日(金・祝)30日(土) | 静岡、藤枝、焼津、島田、掛川の注文住宅|育暮家はいほーむす (hihomes.co.jp)

 

是非、お出かけください。

 

 

 

 

 

 

 

 

2022/04/19/火 04:46 pm Category:育暮家コーチ杉のfoot-path