2022.01.06.木 木の橋を歩いてみた。

 

お正月、久しぶりに木の橋「蓬莱橋」を歩いてみた。

全長約900ⅿ、杉の板をゆっくりギシギシ踏みながら歩いてみた。

 

以前、橋脚は木でできていて

大きな雨が降ると、橋の一部が流され、そのままになって

長く渡れない時もあった。

今はすべてコンクリート柱になった。

 

ようやく観光資源にもなって、橋の周りの整備にも力が入っている。

橋板は樹齢50年~80年位の杉の板みたい?。

大井川の森、そして近くの製材が用意した素材だろうな。

まあ、一度に劣化はしないので木の橋梁が朽ちない限り

10年に一度ぐらいで橋板のみを取り換えていくイメージかな。

水に強いヒノキ材でやりたいところだが、予算のこともあるし。

 

最近、再び日本の森林、木材が脱炭素などの流れもあって注目されている。

循環型資源、脱CO2としても木質バイオマス燃料も増えている。

ただ、日経新聞12.29に最近の分析ではほとんどの場合、木質バイオマスは化石燃料より

CO2をたくさん出すとあった。

高気密高断熱の家が増えていく。

その性能レベルも幾段階かあり

暮らし方や室温によっては消費エネルギーを増やしてしまう。

快適さレベルも人さまざまで、良かれとしたことが

思わぬエネルギー増につながっていく。

 

今年も育暮家は暖かな家を地元大井川の森の木で作ってまた、

リフォームしていきます。

まだまだ、本質を見極める力が備わっているとは言えない私たち。

溢れる情報をうのみにしないで、自分たちが「これが正しいね」を

実践していきます。

 

住まい手さんと一緒になって考え

「未来の子供たちに残せる家」を増やしていきたいと思います。。

 

本年もよろしくお願い致します。

空との境に蓬莱橋が見えますか?

2022/01/06/木 04:33 pm Category:育暮家コーチ杉のfoot-path