2021.09.01.水 使いがっての気配り 我が家の2つのタンス

わが家の2つのタンスのお話です。

一つは、家具づくり本場静岡の整理タンス(婚礼セット)

もう一つは、ひいおばあちゃんの古いタンス

さてどちらがうまく使えているかです。

どちらも職人さんが気持ちを込めて作ったものです。

 

日常使いでは古タンスの勝ちです。

何といっても隙間が大きいので、この湿気の多いシーズンの

開閉は容易です。

助かります。

 

数ミリの誤差もない精度抜群の整理タンスの引き出しは

この時期、ほぼ開けないほどです。

でも、湿気から中の衣類は守られています。

 

家づくりも似たようなところがあります。

精度の高い家づくりが求められる一方、

緩やかさが使い勝手をよくする場合もあります。

 

手づくり建具は季節で動きが様々に変化します。

緩やかなつくりで季節の変化を受けながす、

こんな住まいが育暮家の家づくりです。

 

特にこれから高齢化社会、

自然素材のやさしさ、使い勝手へのちいさな気配りが

暮らしやすさの向上につながる思います。

日頃のタンスの開け閉めから感じたことでした。

 

残暑も厳しいけど何となく秋の気配も

わが家の田んぼも穂が付き始めました。

 

オクラをオクラの花と一緒に頂きました。

「花もいろいろ料理して食べてくださいと」

 

 

2021/09/01/水 11:31 pm Category:育暮家コーチ杉のfoot-path