2020.11.25.水 BCPからHCPを考える

大きな災害が頻発する近年、また東南海地震が予測されるなか、

育暮家はBCP構築を目指しています。

今期中のBCP構築の実現のため、藤枝商工会さんに相談に行ってきました。

 

BCPとは(Business Continuity Plan)企業が自然災害や大火災などの緊急事態

遭遇した場合の危機管理です。

不測の事態が起きたとき、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続

あるいは早期復旧を可能にしなければなりません。

そのためには平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続の為の方法、手段などを取り決めておく必要があります。

またそれをしっかり計画に落とし込んでおかなくてはなりません。

説明をいろいろと受ける中で、まずはハザードマップから考えるといいとお話しいただきました。

 

新築時やリフォームの提案時に静岡県GISのハザードマップを利用して

それぞれの敷地の立地やハザードを捉え、相談者の方と共有しプランに活かしています。

いざ、自社のこととなると・・課題があります。

昨年、一昨年と大型台風が来襲し風水害の拡大が予測されました。

その際、近隣の冠水予測などが気になりいろいろ調べたことを思い出しました。

 

温暖化の影響が顕著になり、重なる自然災害はその影響の代表格とされています。

今後さらに激甚化しそうでもあり地震などの災害とあわせて、備えは強化しなければなりません。

そして、第3波を迎えたコロナウイルス新型感染症の大流行は経済活動に大きな打撃を与えています。

企業として考え備えなければならないことは山積みです。

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(上のイラスト 出典:中小企業庁)

 

私はまず、優先度を決めようと考えています。

一番は命。

次は自宅や町内の仮復旧、次に会社の復旧。

地域の復旧にもお役に立ちたいのですが

「優先度を考えておいて下さいね」と商工会からアドバイスを受けました。

人命最優先、これはどこでも、どのような状況においても変わりません。

 

育暮家BCP構築を進め、どんな災害にあっても企業継続する育暮家を目指していきます。

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2020/11/25/水 05:08 pm Category:新社長の It's fineday